●錦織1stセット先取vsフェレーロ!
2012年2月21日
回転ずしが1.5mもあるサメを身元が不確定な人に譲るのは
どうなの?と思うユニークスタイルの丸谷です。
アルゼンチンCopa Claro 2012(ATP250)
1回戦。
デ杯以降のツアー復帰となる錦織選手。
その1回戦。J.Cフェレーロ戦。
ただ今、第1セット先取。
現在43位だが、元世界1位、全仏も優勝している選手。
「クレーコート」を得意とする選手の一人である。
一見不利に見える錦織選手も実はクレーを得意にいしている。
13歳から渡米し、ハード、クレーとその2つのサーフェイスはしっかりと経験を積んでいる。
オムニコートはもちろん選択肢にない。
ATPツアーの核であるグランドスラム、マスターズシリーズ、
インターナショナルグレードといった主要な大会で、オムニコートが使われる大会はなく、
現在、日本の砂入人工芝コートで開催されているITFの下位の大会でさえ、
外国の有望な若手選手は、参加を見合わせる傾向にあるのが現状。
このような状況の中、砂入人工芝コートで育った選手が世界に出て戦う事は、
決定的なハンデとはならずとも、決して有利に働くことはないと思う。
クレーコートの多いスペインやアルゼンチンの選手にクレーで強い選手が多い事や、
ハードコートが基本のアメリカでは、やはりハードに強い選手を多く輩出している。
では日本の選手というと…
ホームコートのサーフェイスによって異なる傾向にあり、
日本のテニスはこのサーフェイス、という事は僕は思いつかない。
これは、普段から慣れ親しんでいるという事もあるが、長い間、そのサーフェイスで
プレーする事で、そのサーフェイスに特化したテニススタイルが身につくからだと思う。
ハードで育った選手は、早い展開に強く、強力なサービスを背景とした
サーブ&ボレーであったり、アプローチからのネットプレイといったテニスが上手い。
それに対し、クレーで育った選手は、豊富な運動量であったり、類稀なフットワークで
コート全面をカバーし、決して諦めないテニスをする選手が多い。
この様に、ジュニアの頃からプレーするサーフェイスは、そのプレーヤーを
育てる側面も持っており、決してないがしろにしてよい問題ではなく、重要な問題の1つであると思う。
砂入人工芝コートで育ったジュニアが世界で通用しないのではなく、
世界で戦っていく為の武器を育みにくい状況を生み出していると言っても過言ではないと思う。
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現在43位だが、元世界1位、全仏も優勝している選手。
「クレーコート」を得意とする選手の一人である。
一見不利に見える錦織選手も実はクレーを得意にいしている。
13歳から渡米し、ハード、クレーとその2つのサーフェイスはしっかりと経験を積んでいる。
オムニコートはもちろん選択肢にない。
ATPツアーの核であるグランドスラム、マスターズシリーズ、
インターナショナルグレードといった主要な大会で、オムニコートが使われる大会はなく、
現在、日本の砂入人工芝コートで開催されているITFの下位の大会でさえ、
外国の有望な若手選手は、参加を見合わせる傾向にあるのが現状。
このような状況の中、砂入人工芝コートで育った選手が世界に出て戦う事は、
決定的なハンデとはならずとも、決して有利に働くことはないと思う。
クレーコートの多いスペインやアルゼンチンの選手にクレーで強い選手が多い事や、
ハードコートが基本のアメリカでは、やはりハードに強い選手を多く輩出している。
では日本の選手というと…
ホームコートのサーフェイスによって異なる傾向にあり、
日本のテニスはこのサーフェイス、という事は僕は思いつかない。
これは、普段から慣れ親しんでいるという事もあるが、長い間、そのサーフェイスで
プレーする事で、そのサーフェイスに特化したテニススタイルが身につくからだと思う。
ハードで育った選手は、早い展開に強く、強力なサービスを背景とした
サーブ&ボレーであったり、アプローチからのネットプレイといったテニスが上手い。
それに対し、クレーで育った選手は、豊富な運動量であったり、類稀なフットワークで
コート全面をカバーし、決して諦めないテニスをする選手が多い。
この様に、ジュニアの頃からプレーするサーフェイスは、そのプレーヤーを
育てる側面も持っており、決してないがしろにしてよい問題ではなく、重要な問題の1つであると思う。
砂入人工芝コートで育ったジュニアが世界で通用しないのではなく、
世界で戦っていく為の武器を育みにくい状況を生み出していると言っても過言ではないと思う。
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09:31 | 丸谷コーチ |