【下】試合を「しんどいと感じる選手」と「楽しいと感じる選手」の違いとは!?

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ユニークスタイルの下です。

先日、アカデミー育成部門のU-1グランプリが
開催されました。1ポイントが長く、見応えの
あるラリーが多く見られました。成長と共に、
課題が見つかった一日になりました。

【成長を感じた点】
・しっかりと振り切れるようになった。
これが出来るようになることで、回転や球速を
コントロールできるようになります。

以前までは相手のミスで試合が進んでいって いましたが、エースや自分からポイントを 取りにいく姿勢が見られました。
自信がついてきているように感じました。

・守備範囲が広くなった
日頃のトレーニングや練習をしっかりと
している成果が出ていました。

オープンスタンスとスライス系のショットを
上手く使いながらラリーが出来ていました。

※以前に比べると広くなったというだけで、
まだまだ広くする必要があります。
引き続き自分に厳しく練習して下さい。

・ウォーミングアップが出来るようになった
試合開始前に、10分程度のコート解放をしました。
10分間で、サーブ、ストローク、ボレーをしなければ
なりません。

以前だとボレーはしないとか時間が足りなかったから
サーブができなかったということがありましたが、
時間配分がしっかりできていました。

選手を続ける限り、試合当日のウォーミングアップは
とても重要になります。その日のパフォーマンスを
決めるといっても過言ではありません。

どうしたら自分のパフォーマンスが上がるのかを常に 意識して練習に入っていってほしいです。
【今後の課題】
・試合前の精神状態
試合に入る前は誰でも緊張はするものです。
それをプラスに変えるかマイナスに変えるかは、
心の在り方、考え方で決まります。

試合前には、プラス思考で物事をとらえるように
しておくようにしましょう。「サーブが入るかなー」
と考えるのではなく、「必ず入る。トスを前に上げよう。
しっかり振り切ろう。」と考えイメージするように
してみましょう。

自分が思い込むことも大切になってきますし、その思い込む ための根拠をしっかり持っておくことが大切です。
※自分は大丈夫。絶対に勝てる。絶対に入る。と思い込み
過ぎると上手くいかないケースも多いので気をつけましょう。

・試合中の精神状態
上手くいっている時は、誰でもポジティブにプレー
できます。しかし、競っている場面、上手くいっていない
場面では、ネガティブになったり、ナーバスになってしまう
ことがあります。

試合中にネガティブになったり、ナーバスになるというのは
勝ちたい気持ちよりも、その気持ちの方が大きくなっている
状態です。

試合はみんな勝ちたいと思ってプレーしています。この 勝ちたいという気持ちを、どれだけ持ち続けられるかがポイントです。
練習中でも同じようなことが起こっています。上手くいかない時に どうするのかが重要なので、練習中から訓練して下さい。
・試合間の過ごし方(by梅澤コーチ)
試合で勝っていくと一日に5~6試合しなければ
なりません。後の試合になればなるほどタフな
試合になります。

しかし、最後の試合で今日一番のプレーをしなければ、
トーナメントでは勝つことができません。

そのためには、体力、精神をコントロールする必要が あります。その日を通して試合に集中するということです。 体力不足をかんじた選手もいました。
勝ちに拘る姿勢がもっと出てくることを期待しています。
・サーブの改善
ダブルフォルトが多く見られました。回転よりも
スピードに意識がいっているように感じました。

しっかりと回転をかける練習に取り組み、最低でも
3種類のサーブを打てるようにしよう。

1stサーブ。1.5サーブ。2ndサーブ。しっかりと打ち分け
られるように練習しましょう。

全体的にはとてもレベルアップをしていると感じました。
しかし、更なる活躍をしたければ技術以外の成長が必要に
なってくると思います。

テニスにどれだけ懸けているのか。どれだけ勝ちたいのか。 テニス以外の誘惑に打ち勝てるのか。この辺りがポイントに なってきます。
目標を高いところに持ち、挑戦してみて下さい。限界など ありません。限界を決めているのは自分です。自分の可能性に 是非チャレンジしてみよう。
2015年5月1日12:12 | ■下_日記

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