【佐藤】試合を観戦していて、一番嬉しい変化とは!?

from 佐藤


佐藤卓也試合を観戦する理由は
指導している選手のサポートと
周りの選手たちの視察です。


15歳以下になると13歳以下と比べ
成長期を経て、男らしい体格になり
パワーとスピードが上がってきます。


そのスピードとパワーへの
対応が勝負に大きく影響します。


その為、大会前までの午前練習では
サーブのスピードに負けないように、
リターン練習に時間を割きました。


その成果もあり、りょういは
3回戦で第1シードと対戦で互角に打ち合うことができ
打ち勝つ場面も多々ありました。


ただし、ワイドに走らされたり、浅くなった
球際の対応が甘くなり、相手に決められる
パターンが目立ちました。


パワーとスピード面では県トップジュニアと互角ですが
球際でのテクニックや勝負勘に差がありました。


あきひろは、3回戦で接戦を落としました。


3−2、4−3とリードしている時
サーブゲームがキープできず、
流れを引き寄せることが できなかったのが悔やまれます。


4−6で惜敗しました。


長いラリーから浅くなったボールを打ち込む
シンプルな展開で上手くポイントを積み重ねましたが、
追い詰めてからのミスがもったいなかったですね。


よしふみは、4回戦を勝ち残り(ベスト16)、
翌日に持ち越されました。


調子が悪くても諦めないでプレーしたのが
良かったと思います。


3回戦では接戦の中、最後は相手が
根を上げてミスが続き7−5での勝利です。


この年代はまだ気持ちのコントロールが乱れやすいので
忍耐力があるほうがチャンスが大きくなります。


今回の2会場に分かれていたので
ともひろ、りょうせい、けい、こうせい、こうたの試合を
見ることができませんでした。


ただ、話を聞いた印象だと


けいは、今までは不安が上回ってましたが、
今回は準備ができている様子でした。


りょうせいは、内に秘めた強いを持って、
シード選手に挑むのを楽しみにしている様子でした。


こうせいは、ケガやちょっとだけ誘惑に負けたおかげで
テニスにかける時間が少なかったですが、
この数日間は真剣にテニスに取り組みました。


こうたは、今までよりは言い訳が少なく、
みんなに追いつこうと頑張っていました。

みんなの試合は、先日のかのん同様、
最後まで諦めなかったようです。


全体的に気持ちの変化が
表れてきたと感じています。

自分との葛藤に打ち勝ち
最後までファイトする姿勢を保てるようになりました。

ビビって終わったり、諦めて終わったりすると
次の試合ではそうならないようには努力しますが


今回のように最後まで戦う姿勢で終わると
次の試合では気持ちだけでなくプレーにも表れ
今まで以上の力を発揮できることがあります。


今回は同じ失敗を繰り返さず、選手として大切な
「戦う姿勢」を感じることができました。

この「戦う姿勢」が持てるようになり
想いが強くなった時、技術が伸びると考えています。


彼らの夏季大会は終わりましたが、
夏はまだまだ続きます。


この夏、気持ちと技術を向上させ
次の秋大会に挑みたいと思います。

2015年8月3日15:13 | ■ 佐藤コーチ

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