【佐藤】県ジュニア後にやるべきこととは!?

from 佐藤


佐藤卓也県ジュニアがほぼ終わり
残りが17歳以下のみとなりました。


今大会では、ジャンプアップするような
結果はなかったですが、


「やるべきことはできた」という
選手たちからの声が多く聞けました。

僕もそういった試合が多かったと感じています。


ジュニアたちとは日頃の練習から
練習の意図、目的を伝えて取り組み
その成果を確かめ合うことができていたからです。


ですが、その内容のほとんどが
コーチと選手間での内容になります。


たとえ子供から保護者に練習内容を伝えたとしても
コーチの考えている意図までは伝わらないことが多いです。


なぜなら、コーチとして培った経験から
どんなアプローチをしていけば


その選手が成長する可能性を高めれるかは
コーチの「勘」になるからです。


いま伝えるべきか、もう少し成長してから伝えるのか、
言っても気付かなければ失敗するのを覚悟するか、、、など、


どういったタイミングでジュニアに伝えるかは
経験を積み重ねた人にしかわからない感覚があります。

僕が考える「勘」とは
「 積み重ねた経験 + 数多くの結果 」です。

失敗体験と成功体験を積み重ね、
その経験を参考に先を予測することが「勘」なのです。

この「勘」の説明は本当に難しいと感じます。
なぜならハズレることもあるからです。


なので、ジュニアたちは納得していても
練習見学や試合観戦していた保護者はどうなんだろう? と感じています。

僕たちと保護者に違いがあるとすれば、

「多くのジュニアに目を向けているのか」
「一人の我が子に目を向けているか」

の違いだと思います。


全体的に見れば良い試合が多かったけど、
一人に限ればそうでない場合があります。

その時、僕たちの「勘」がハズレる要因は
保護者の「勘」が足りない時かもしれません。

子供の成長を観てきたという経験には
その子にしかない特徴が必ずあります。


僕たちの「勘」とは、過去に関わったジュニアたちを参考に
どう対応すると良い結果になる可能性が高いかを判断しています。


その判断を間違えないように細心の注意を払うため
僕たちにはわからない保護者という視点が重要になります。


僕たちの「勘」と保護者の「勘」を合わせることで
一人のジュニアにとって良い判断ができると考えています。


前置きが長くなりましたが、
そのために「保護者とミーティング」をしたいと思います。

アカデミー育成クラス以上を対象に
コーチと保護者で20分程度を考えています。


この県ジュニアの結果を踏まえ、僕からの
「ジュニア選手としての今後の取り組みについて」を伝え


また、保護者からは、テニス、学校、家庭内など、
「今後、気になることや求めるのもは何か?」を聞きたいと思います。


こうした情報収集を行うことで、
良いアイデアが生まれることが多いのです。


ただし、8月8日に県ジュニアの17歳以下があり、
8月21日からの全国中学生大会出場者もいるので
それまでは練習を優先します。


なので、8月25日〜28日の期間で
「保護者とミーティング」を行いたいと思います。


それまでに「18:30〜20:00」間で
時間の調整をしていきたいので、
ご協力をお願いします。

2015年8月7日15:00 | ■ 佐藤コーチ

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