【下】心がプレーに及ぼす影響!!

simo


ユニークスタイルの下です。


GWにはたくさんの方に、テニス教室に参加して頂きました。


ありがとうございました。


その中で、改めて気付かされたことがあるのでシェアしたいと思います。


イベントでは、最後にゲームやラリーをするようにしています。


今回は、ラリーをしている時の話です。


「失敗をしてもすぐにボールが出る」という状況では、
10~50回ぐらい続いていた子供達がいました。


しかし、


「○○回を一回でいかないといけない。 全員がクリアーできなければ、少し走ってもらいます。 一人でもクリアーすれば走らなくて大丈夫です。」 ※○○回は、自己申告か練習でクリアーした数よりも減らしています。

という条件をつけた途端に続かなくなる子供がいます。 ※技術的な問題ももちろんあると思います。

この現象は、ごく普通のことだと思います。


プレッシャーを与えたことによって、今までとは 違う心の状態でプレイをしたからです。

●今までとは違う心の状態とは?

・考えなくてもよいことを考えてしまう。 (失敗したらどうしよう。あと○○回だ。など)
・体の動きが鈍くなる。 (反応が悪くなる。いらない力が入る。など)

すなわち、心が体に影響を及ぼすということがいえると思います。


これは、試合中にプレイに波がある選手に、よく起こっています。

これを克服するためには、


・試合中…いかに平常心を保つか。


・練習中…いかに試合を想定して練習できるか。


が大切になってきます。


そんなことは分かっているけど出来ないのです。という声が、聞こえてきそうです。


僕もジュニアの時には、喜怒哀楽が激しく、心に左右されプレイしていました。


それを、どう克服したかを紹介したいと思います。


【試合に入る前は、緊張して仕方ない】
これは、試合数をこなして克服しました。
ウォーミングアップをしっかりする。
試合前に音楽を聞く。なども効果的かもしれません。


【負けている時に、試合を投げ出してしまう】
練習中から「勝ち」にこだわりプレイする。
負けている時でも、3ポイント以上は放されないように心掛ける。
心掛けるだけでも、変わると思います。


【リードした時にビビってしまう。いつものプレイができない】
「勝ちきる」ことを癖づける。
リードした時や勝ちが目前の時にするプレイを想定し、練習しておく。
相手のミスを待ってしまう。いつもよりも早くせめてしまう。は、
多くあるケースです。
競っている場面でも打てるショットを常に練習しましょう。


まだまだ、心が影響する場面はあると思いますが、参考にしてみてください。


練習で、技術だけではなく、「心」もしっかりとトレーニングして下さい。

それができれば、必ず結果が出ると僕は信じています。
2014年5月8日14:20 | ■下_日記

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