【梅澤】「自分にもできるかも!?」と変わった瞬間。

こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。

昨日の練習のこと。

春のU1グランプリから
一週間が経ち、

昨日は
普段通りの練習でした。

その普段通りに
このU1グランプリで、

優勝や準優勝をした
子たちが参加した際に、

それを知った仲間が、

「えっ、マジで?
優勝したん!?」
 
という報告を聞いた途端、

みんな、
急に、表情や練習態度が
変わりました。

まるで、

「自分にもやれば
できるんじゃないか!?」
 
そんな雰囲気が
一人ひとりから感じました。

僕は、
同じ時期に始めた子が、
U1にチャレンジして
優勝や準優勝したことで、

自分自身に対する期待、
不安だけど挑戦してみたい

というものを
感じたんだと思いました。

この日の練習中、
コーチの話しを聞くとき、

ずっとこちらの目を見て、
耳はこちらの説明に耳を
傾けるかのように、

話しを
聞いていました。

球出し練習で、
上手くいかなかったとき、

打つまでに
時間があると思ったら、

素振りで確認をしていました。

ボール集めでは、
ボールが多く集まっている
場所より、

あちこち転がっている場所を
見つけて集める子もいました。

こういったヤル気は周囲にも
より良い影響を与えてくれ、

子どもにとっては
あまり好きではない、

反復練習も一人ひとり丁寧に
取り組んでいました。

僕はこの瞬間のみんなが、

「上手くなろう!」
 
と一生懸命になっている姿に
感動しました。

今回のケースのヤル気は、
外発的動機付け(外からの影響で
取る行動)ですが、

子どもは
日常生活で何事においても、

外発的動機付けられるもの
だと思います。

例えば、
親の影響でテニスを習い始めた。

友達がやっているから始めてみた。

また
コーチに誉めてもらったり
認めてもらったりするうちに、

いつの間にかテニスが
すごく好きになっていた。

ということもあるでしょう。

親や大人としては、
最初から内発的動機付け
(自分の想いで行動する)
で頑張ってほしい。

と考えたりしますが、

外からの影響を
上手に利用してあげなくては、
行動が開始されても
長く続かずに一時的なもので
終わってしまうでしょう。
 
両方をバランスよく利用する
ことが効果的なんだと思います。

今回のU1グランプリで
優勝&準優勝した子どもたちも、

仲の良い友達の行動に影響され、
そこから少しずつ変化していき、

見事、
成果へと繋げていきました。

そしてこの二人からさらに
周りの子たちが影響を受け、

より頑張るようになれば、
素晴らしい練習環境になって
いくのを楽しみにしています。

ユニークに来てくれる
子どもたちが、

テニスを楽しむ中で
目標を持ち、そして行動する。

この文化を
大切にしていきたいと思います。
2022年4月24日12:00 | ■ 梅沢コーチ

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