●体罰とリアルなポーツの現場とスポーツ指導者が伝えたいこと

昔の先生が僕が、こんな教育についての記事を書いていると知ったら、爆笑するだろうな~
「お前が言うな!」と・・ 元先生に「お前が言うな」と言われるような事をしてきたことに、心当たりがあるユニークスタイルの丸谷です。
丸谷_顔写真 佐藤コーチが体罰問題を書いていたので、僕も少し違う視点で書いてみます。
僕はこう思います。
メディアは繰り返しスポーツの現場で起きた体罰の映像を繰り返し、各番組のコメンテーターが
指導法について議論する。
中には問題の取り上げ方と視点がズレている
というコメンテータが多いのが気になり
「暴力でしか訴えられないのは野蛮だ。」
「勝てば何でもいいのか?
そこまで勝利を追求するなんてどうかしてる。」
なんて事をいって大騒ぎしている姿を見ていると、なんだか・・

滑稽。

目の前で起こることを短絡的に批判するだけ。 そんな人たちも、つい半年前にはロンドン五輪で
日本柔道界の不甲斐なさを批判し
「金メダルを獲れなかった理由は?」と激しく責め立てる。
金メダルという勝利至上主義を押しつけていたにも
関わらず、
今回のように問題が起こると
日本のスポーツの勝利至上主義はおかしい!と手のひらを返す。
あっちへ、ふ~らふら。
こっちへ、ふ~らふら。
自分の中に明確な一本の筋がない人に限って
アレやコレやと、知ったように、よく喋るしゃべる。
でも、こぞってテレビ番組が取りあげ
視聴者の心理を煽ると、不思議とそんな気持ちになってくる。
民主主義とはいえ
メディアコントロールとは恐ろしいものだ・・と思う。
ふ~っ、少し落ち着いて。
ユニークスタイルでは、この「勝利至上主義は危険」
という世論に反して
「勝負すること」「勝つこと」「競い合うこと」に価値を感じています。
勝負から得られる「自信」や「自分の可能性」「成功体験」
勝利を目指す過程で身につく「前向きな姿勢」「自分の弱さと強み」
勝負から逃げないで体得する「忍耐力」「やり遂げる気持ち」
どれをとってもスポーツの「勝利を目指すこと」「競い合う事」
によって得られるものも大きいということを
僕たちが実際に、経験し、成長させてもらった事なので
それを伝えていくことが、使命だと思っています。
実際に試合やゲームに興味がなかった
エントリークラスの子供たちが試合を通じて姿勢が変わってきています。
仲のいい友達と勝負を繰り広げるうちに、チャレンジャークラスの
子供たちは、たくましく、取り組む姿勢が変わってきました。
週に何回かのテニスをする、テニス好きな子供も
アカデミーの選手らしく、少しづつ変化してきました。
「勝負すること」「勝つこと」「競い合うこと」
で成長してきた子供たちもたくさんいます。
きっとこのブログを見ているあなたも、スポーツの
「勝負すること」「勝つこと」「競い合うこと」によって
似たような経験をしているはずです。
だからこそ、スポーツに魅力を感じ、テニスの奥深さの虜になり
その価値を知っているのではないでしょうか?
繰り返し誤解のないように話しますが
今回に体罰問題に関連する事件が痛ましい事件であり
再発防止のために私たちスポーツ現場の指導者は、自分達の指導方法を見直さなければなりませんし
それよりも大事なことは、子供や保護者との
「受け取る側との信頼関係」に注意を払うべきだと思います。
しかし問題の本質は「暴力行為はやめましょう」
という安易なものではなく
指導を受ける人と、指導する人の信頼関係から
チーム、指導者の指導方針を発信して‘共有できる場’に至るまで
小手先の理屈ではなく、もっと指導の幹の部分を
今回の事件で考えさせてもらうきっかけになったことは間違いありません。
こういった問題もスポーツが文化として
根づくためには通らなくてはいけない道かもしれませんね。
追伸
大久保先生はどう考えるのでしょうか? 気になります。
ピカ1名追加募集 希望者はこちらより内容をご確認の上、メール info@uniq-style.net にてお申込み下さい。
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2013年2月6日12:23 | 指導方針

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