【丸谷】ユニークがお金をもらって返せること。
From 丸谷
U1が終わって
この夏の行事がすべて終わりました。
そもそもU-1という仕組みは
ユニークで最も大切にしている仕組みで
今のアカデミー生以下はほぼ全員
このU1を経て今に至っています。
U1をなぜ、
大切にしているか、というと
僕たちは、自分が大好きなものを
努力すれば夢や目標は叶う、
という場を幼少期から用意したいと思っています。
逆に、努力しても夢は叶わない場合がある、
という壁も与える必要もあります。
これを何度も繰り返していくと、
成功するために、どういう行動や思考を
もっていくのか、というコツがわかってきます。
これがユニークに通ってもらう子に
提供したい価値であり、
僕たちがお金をいただいて、その対価として
交換できるサービスとなります。
じゃあ、戦績を保証してくれないのか?
という意見もあるかもしれませんが、
ユニークが大事にしているのは、
そこだけ、じゃないんです。
十歳(とお)で神童、
十五歳(じゅうご)で才子、
二十歳(はたち)過ぎればただの人、
というように、いくら今、
フォアが上手く打てても
受験や就職は避けられず、
その能力は年齢とともに次第に平均化されていき
そして現実には競技でテニスをしていない人生の方が長く、
18歳でジュニアを終えた後の人生を
幼少期に打ち込んだテニスで得た経験を
どう生かしていくのか?
という事の方が、ずっと大切です。
幼少期の経験が、その子の財産となり
今後の将来を戦っていく自尊心となります。
だからやる限りは、
・人の責任にしない
・環境の責任にしない
・才能の責任にしない
週1回でも週6回でも
自分の置かれている環境で
「上手く努力し、得たいものを手にれる」
という行為自体を充実感を得られるように
とことん日々の練習を一生懸命やってみる、という
ことをU1を通じて経験してほしいと思います。
今回のエントリー・チャレンジャークラスは
出場者が少なかったのは
きっと、コーチたちの発信エネルギーが
弱いのだと思います。
次のU1に向けて、コーチたちも再度
体制を見直したいと思います。
追伸
僕はユニークが
自分では良いアカデミーだと思っています。
それはこういった考え方を
ブレずにいれる環境は、その考えを
尊重にしてくれる良い選手や良い保護者が
集まっているからです。
子供たち、保護者に心より感謝。