【佐藤】練習に対して「当たり前」のこと

from 佐藤



過去、練習を早退する選手に
厳しく注意しました。



なぜなら、早退する理由を
練習前に伝えに来なかったからです。



普段であれば、練習前にちゃんと連絡するように
注意する程度ですが、今回は厳しく伝えました。



なぜなら、「練習なら早退してもいい」というように
それが「当たり前」になっている感じがしたからです。



練習への無断欠席、遅刻、早退は
基本的にダメだと思います。



無断欠席、遅刻、早退になれば、
練習量が減るからです。



また、それが増えるようであれば
練習の意図が伝わりにくくなります。



そういった選手が増えることで
仲間の練習の足を引っ張ることもありえます。



それが当たり前になれば
僕たちの責任も果たせなくなります。



その責任とは「試合に勝つ」ことです。



欠席、遅刻、早退する選手が多いチームは
強くなれると思いますか?



僕はそう思いません。
なので、厳しく伝えています。



ただし、絶対に欠席、遅刻、早退が
ダメという訳ではありません。



休む理由、遅れる理由、早退する理由が
前もって連絡してあれば、受け入れています。



ですが、ここで勘違いをしてほしくないのが
「連絡すればいいのか?」というと、そうではありません。



欠席、遅刻、早退は最終手段だと
考えてほしいです。



そうならないために
どうすればいいのかを考えるのです。



それでも、解決できない場合は、
代替え案を立てることが望ましいです。



例えば、休む時には別の日に振り替えることや
遅れた分、翌朝ランニングをするなど



忘れて欲しくないのは、
休んだ分はすべて自分に返ってくるのです。



それを安易に考えて欲しくないと想い
僕は伝えています。



そこで僕は判断基準を
「自分が出場している大会だったらどうするか?」
で考えるように伝えています。



その時の優先順位を考えることが
練習に対して意識が高くなると思っています。



無断欠席をしてもいい、遅刻してもいい、
早退してもいい、と安易に考えているのであれば



きっと、練習に対しての姿勢も
中途半端になっているかもしれません。



ですが、練習を最優先に考えれる人であれば、
練習への取り組み方は違ってくると思います。



普通の習い事であれば、
そこまで考えなくていいと思います。



ですが、「試合に勝つ」ということは
相手より強くならなければいけません。



特にテニスは個人競技なので、
自分の甘さが、その分、弱さにもなります。



なので、何気なく休んだり、
遅刻したりすることを繰り返すジュニアには
厳しく注意しています。



自分を律することで
強さが身につくと考えています。



ここで勘違いをしてほしくないのは
ユニークスタイルのルールではありません。



練習に対して
「当たり前」のことだと考えています。



練習に対して真摯に取り組めるジュニアは
周りの人からの協力が多くあり、チャンスを多くもらえます。



自分が真剣に取り組んでいるテニスだとしたら
練習を大切に考えて、参加して欲しいと思います。

 

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