【佐藤日記】昨日、松岡修造が凄いと勝手に感じた。

from 佐藤



ちょっと前、西岡良仁選手が
中国で行われていた
深センオープンで優勝しました。



これでATPで 優勝した日本人選手が
松岡修造、錦織圭、杉田祐一
ダニエル太郎、西岡良仁
5名になりました。



また、大阪なおみ選手の
全米オープン優勝



一昔前だったら
誰も想像できなかった結果が
当たり前のようになってきた。



その要因が松岡修造だと
僕は思っています。



引退してすぐに修造キャンプという
トップジュニアを集めた合宿を行い



「世界を目指す」ためには
何が必要なのかを伝え続けていました。



日本のトップを
目指していたジュニアと



世界を目指すことが
当たり前の松岡修造



このギャップを埋めるために
時間を費やしたと思いますが



錦織圭の出現から
大きく変わってきました。



松岡修造のATP優勝から
錦織圭のATP優勝まで16年間



日本人選手の
シングルス優勝はありませんでした。



それを当時18歳の錦織圭が
世界ランキング12位の選手に勝利したのです。



16年間、日本人選手は
誰も優勝してなかったのに



錦織、杉田、ダニエル、西岡の4人が
結果を残しています。



松岡修造がジュニアに与えたのは
イノベーションだと思います。



「日本で勝つ」⇒「世界で勝つ」へ
目標設定をすること



そのために必要な技術や考え方を
自身の経験を踏まえて伝えた。



こうしてジュニアの目標を
大きく変化させたのです。



ただし、それがゴールではなく
次のステップとしては



セルフ・イノベーションを
メディアを通じて浸透させたと
僕は思っています。



セルフ・イノベーションとは


常に自分自身を変えて
成長させること



人の意見や考え方を受け止めて
自分にしか出来ないことを模索すること



お笑い芸人に テニスを教えたり



YouTubeや
日めくりカレンダー



ニュース番組のインタビュアーや
コメンテーターになったり



彼がテニスで得た経験で
大きな影響力を発揮できることを
見せてくれています。



要するにテニスを教えるだでなく
テニスという枠で考えるだけでなく



経験の活かし方がたくさんあることを
伝えてくれていると思います。



教えられたこと学んだことが
正しい答えだと考えず



そのことに対して深く考えて
自分で答えを作り出す。



それを実践している
松岡修造がスゴい。



と感じたっていう話です。

 

2018年10月3日12:06 | ■ 佐藤コーチ

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