【佐藤】育成の目的とは?

from 佐藤



スポーツや音楽、英語や習字、
学習塾などで何を学んでほしいのか?



テニスでの選手育成とは
目指すところは
「プロ選手」なのか?



学習塾での勉強とは
目指すところは
「高校・大学」なのか?



といつも疑問を持っています。



僕は大雑把に言うと
「社会で通用する知識・経験」を
得る場所だと考えています。



テニスで積み重ねることで
プロ選手になる人もいれば



実業団で頑張る人もいるし
個人で頑張っている人もいる。



でも、選手として
活動できる期間は限られている。



また、プロ選手や実業団選手は
結果を残した限られた人たちだけ。



その他の人たちは
高校・大学で選手を卒業して



20代前半には社会に出て
テニスとは関係ない生活をします。



なので、選手育成とは
ちゃんと仕事ができる人になる
準備の期間だと考えています。



社会に通用する人になるため
テニスというスポーツを通じて



社会の在り方を学ぶこと
だと考えています。



では、選手育成を通じて
何を学んでいるのか?



それが曖昧だから
試合での勝ち負けにだけ



意識が向いてしまう
と思います。



そこで僕は
こう考えています。



「問題解決能力」
「想像力(アイデア)」



選手として結果を残した人は
これを持っていると思います。



この能力を向上させることが
育成で大切だと考えて
指導しています。



なので、マッチ練習時で
もめ事があっても
様子を見ることにしています。



自主練習の時間を作り
どんなアイデアを出すかを観ます。



もちろん、その後には
問題の対応策や引き出しを増やす
アドバイスはします。



「問題解決能力」
「想像力(アイデア)」



この2つを意識して
テニスでより多くの経験を積み
テニスを通じて成長すること



それが僕が指導する上で
大切にしていることです。


12:32 | ■ 佐藤コーチ | タグ: ,

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