●真剣に語ってみました。

米大リーグ・アスレチックスとの契約が切れた松井の
行く先はどこへ…ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷_顔写真 メジャーに流出するプロ野球選手が増えている。
実はこれはテニス界も同じで、ジュニアであっても13,4歳からITFジュニアに
挑戦するジュニアが増えている。
兵庫大会が出来て、埼玉など下部の大会が出来た事も影響しているのかもしれないが
「世界に出ていく」と志すジュニアが増えてきたのかもしれない。
もし、そんな風に思っているのであれば…
という話しをしたいと思う。
「世界は目指してはいけない」と脅すわけでもなく、「世界を目指そう!」と軽く
言うわけでもなく、ただ自分が実体験で見てきた事実を話します。
奈良県でのジュニアで低年齢からITFジュニアや海外での舞台を視野に入れて
活動している選手は、恐らくほとんどいないと思う。
しかし、ほぼ全てのジュニアが「世界一位になる」「プロになる」という夢を持っていると思う。
まず多くのジュニアが
まず自分のスクールである程度勝てるようになって…
奈良県の大会に挑戦して…
関西ジュニアに出場して、ある程度勝てるようになって…
そして全国大会に出場できるようになって、さらにそこで結果を残せて初めて…
次はITFジュニアに。
そしてITFジュニアを転戦し、ポイントを取り、グレードを5、4、3、2、1、A(グランドスラムジュニア)
としながら、そろそろ並行して10000ドルなどに挑戦しようかな?
という目標を立てるのかもしれない。
「まずはこの大会で勝ってから、はじめてその次」
という継ぎ足し式の考え方で進んでいく。
これが一般的だと思う。
残念なことに、それだと「間に合わない」ほどテニスという競技は低年齢化が進み
ライバルのレベルは上がっている。
つまり、1つづつ積み重ねていくと、コストもかかるが、時間がかかる。(つまり年齢が)
今世界で活躍する日本のジュニアや、それに向かっているジュニア達はけして「継ぎ足し式の考え方」ではなく
「最初から世界を想定して行動している」
ゴールからの逆算であると思う。 奈良県はジュニアの人口は少ないが、全国的にみると、例えば、兵庫、大阪、神奈川、千葉、愛知など
のジュニア強豪地域をみてみると
10歳以下のベスト8以上になれば、彼らは
「最初から世界を目指している」と思う。
他府県においては、憶測だが、実際に愛知ではそうだった。
年齢にかかわらず、「テニス小僧」ではなく、最初から世界を目指している「テニス選手」だった。
・・・
少し話しはそれたので話を戻します。
現状、まだ奈良県にはそういったジュニアが少ないのかもしれない。
または、そういった志をもったジュニアはプロ野球界がメジャーに流出するように
奈良県ではなく、他府県に流れてしまうのかもしれない。
他府県に流れるのは、もちろん選手の自由。
だけど、最低限、奈良県でも「目指せる環境」「目指してみようよ」
と言える環境整備は行いたいと思っている。
「奈良県だし…」
「強くなりたい子は他府県にいかないと…」
そんな奈良県に充満する流れを打破したい。
この奈良県でも選手が育つ環境整備を行いたい。
自分のアカデミーの選手だけではなく、他のスクールやクラブの子供たちの
練習環境をつくるお手伝いもしたい。
最終的には奈良県全域のジュニアのレベルアップを。 それがユニークスタイルの原点です。
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