【佐藤】僕の苦手なタイプのテニスコーチ

from 佐藤


昔の事を思い出しました。
苦手なタイプのコーチの話です。


オレの練習・アドバイスが良かったから
お前たちは強くなったんだ


と豪語していた。「思い込みの強いコーチ」の話です。


でも、コーチのほとんどが
少なからずその想いを持っているかも


でも、、、


オレが教えたから
オレが追い込んだから
オレがオレが・・・


こうした考えは自己満足ということに
気付いているコーチがほとんどですが


それに気付いていないコーチの話です。


そういう人に多いのが
「自分が正しい」という思いが強いこと。


でも、優秀なコーチも似ていて
見解を持っています。


この違いは「知識の差」だと思います。
根拠があるのか?ないのか?


それだけだと思います。


その思い込みの強いコーチの場合は
自分の経験、教わったこと、
著名人と同じアドバイスなどが多い。


優秀なコーチは、疑問を一つ一つ
自分で解決していく過程で


色々な角度から学びを得て
見解を広げていく。


僕がそのコーチに違和感を感じたのは
教えられたプレーヤーがそう思ってなかったからです。


あのコーチの指導のおかげで強くなった。
ってプレーヤー自身が思ってないのに


強くなったのはオレのおかげだ。
ってコーチが思っている。


これっておかしいですよね?


そんなズレを感じる人が
基本的に苦手です。


強くなったのはプレーヤーの努力です。


そのコーチのおかげであれば
同じ練習・同じアドバイスを受けた人が
全員強くなっているという理屈になります。


僕が心掛けているのは
プレーヤーが努力できる環境を作ること。


ただ、それだけです。

10:00 | ■ 佐藤コーチ | タグ: ,

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