【丸谷】どうやって言葉をかけていいのかが、わからない
2013年1月15日
FROM 丸谷
先日あるお母さんからこんな質問を受けました。
「どうやって言葉をかけていいのかが、わからない。」
試合後、息子にかける言葉が見つからないとの事です。
少しヒアリングをすると、いくつかの問題が見えてきました。
いつもは「周りの人と比べていかに努力が足りないか」
という事を上手く伝わるように、話す。
そうおっしゃっていました。
そして「他の勝ち進む選手のお母さんはどうしてるんですかね?」
そんな話しになったので、ある人の話をしました。
「あなたは天才なんだから、
安心して一生懸命がんばりなさい。」
この言葉を信じ、その息子は高校を中退し渡米。
大学時代に自動翻訳機を発明し、その技術を日本企業に1億円で売却。その資金を元手に起業。
その後、一代で日本を代表するグローバル企業まで育て上げ、
いまなお道半ばで、その息子は挑戦し続けています。
誰のことかわかりますでしょうか?
そう。
彼の名は、孫正義。
いわずと知れた、ソフトバンクの社長です。なぜ、その時、この話をしたのかと言うと
「 言葉が『自己イメージ』を造り、
『自己イメージ』が現実をつくる 」
孫さんが成功したことが、母親が「ポジティブな言葉」を
言い続けたかどうかは、わかりませんが
少なくとも「孫正義」という人間は
自身に満ち溢れ、堂々とビジネスの世界で成功しています。
「どうやって言葉をかけていいのかが、わからない。」
という迷っているのであればポジティブな言葉がいいと思います。
そしてそれは一過性のものではなく言い続けることが大切なのです。
何回でも、繰り返し、繰り返し。
「 言葉が『自己イメージ』を造り、『自己イメージ』が現実をつくります。 」
それほど、母親が息子にかける言葉は息子の将来のビジネスの成功さえも
左右するような「セルフイメージ」を作るのです。