【佐藤】過去の経験を大切にする為に「ノートを書く」
2013年10月21日
from 佐藤
エントリー・チャレンジャークラスが中止になりました。
せっかく、事務おばさんが
ハロウィンのためにお菓子を準備してくれたのに・・・
そのお菓子は来週から配ります。
ただし、例の合言葉を、、、
さて、雨で練習が出来ません。
そこで、アカデミーのミーティングで
「振り返り」について話しました。
テニスを始めたころは
ちょっとした成功が嬉しかったと思います。
その想いがあるので、
次の練習日が待ち遠しかったりするでしょう。
また、一緒にテニスをする仲間に会えるのを
楽しみにしている子もいる。
そのちょっとした楽しみは
過去の経験から得られるモノです。
それがテニスを続けるキッカケになっていると思います。
そして、選手として強くなるにも
過去からの経験が重要になることも想像できるでしょう。
ですが、アカデミーのみんなに不安が一つだけあります。
最近のアカデミー練習では、その自分の過去を振り返らないで
練習をしている雰囲気を感じています。
なぜなら、同じアドバイスを受け過ぎている。
下コーチ、ダニエルコーチのアドバイスの内容が
以前にも僕が注意した内容と同じことが多い。
それを「言われたことがあるような・・・」と
思い出す程度が多いのです。
その原因は僕との約束にあります。
アカデミーでは、、、
・週1回ノートを提出すること
・試合後はマッチレポートを提出すること
を伝えていました。
今では、ほとんど確認することはありません。
僕が強制するつもりがなかったのが原因かもしれません。
何故なら、僕に提出するために書くものではなく、
「書く」という習慣を身に付けてほしいかったからです。
大切なのは「記録」と「記憶」です。
僕がコーチとして唯一やっててよかったと感じたのが
「ノートを書く」ことでした。
その時、意味もわからずノートに書き綴った内容が
今になって理解できるようになったことも多々あります。
また、何気なく振り返ってみると
そこから新しいアイデアが生まれることもあります。
それを繰り返しているうちに「記憶」として残り、
すぐに自分の引き出しとして準備できるようになりました。
コーチとしてテニスに関わるようになってから
積み重ねてきた経験が、今、ユニークスタイルという形になっています。
最近はノートに書くことが少なくなりましたが、
その分、ブログなどを通じて「想い」を残しています。
僕がミーティングでみんなに伝えたかったことは
「過去の経験は大切な財産」ということ。
未來の結果を変えるには、
積み重ねた経験からヒントを探すしかありません。
夏以降、「基準を高める」ことを意識していますが、
「ノートを書く」こともその一つになるはずです。
追伸
今日、奈良県テニス協会で新しく要項がアップされました。
『U10奈良ジュニアサーキット大会』第1戦の要項を掲載しました。
締め切りは10/30(水)17:00です。
詳細はこちらです。
http://nara-tennis.com/junior/U15/2013/2013%20U10naraJrCyoko.pdf