【下】勝負事になったときに、子供たちの感情は動き、良くも悪くも変化します。
2013年12月21日
FROM 下
体が変化していくには、食べ物が必要です。 心が変化していくには、僕は「感情」が必要だと思います。
悔しい、嬉しい、楽しい、悲しい、辞めたい、などの
感情が動いた時に人は行動し、変化することが多くあります。
月例をみていると、発見がいくつもあります。
普段レッスンでおとなしいキャラの子供が
泣きだしたり、かんしゃくを起こしたり。
そんな意外な一面が見ることが出来ます。
そしてその意外な一面は、コーチ達にとって
少し嬉しい瞬間でもあります。
エントリーやチャレンジャーの子供たちにとって
テニスは、ドッチボールやトランプなどと一緒です。
勝ったら機嫌が良いし、負けたら落ち込んでいる。
「もうやらへん」と机を蹴飛ばしてみたり・・・
泣きやんだら、「またやりたい」と言ってみたり・・・
すねて隠れてみたり・・・
「僕、強いねん」と自信を覗かせてみたり・・・
「もうどうでもいい」とかで投げやりになってみたり・・・
勝負事になったときに、子供たちの感情は動き そして良くも悪くも、変化します。
そんな子供っぽい仕草は
親や大人から見れば、一見マナーが悪かったり
時には「選手として…」と置き換えられたりしますが
まだまだ子供です。
10歳や9歳で、礼儀も、マナーも大人のようにできるほうが
逆に違和感があるように僕は思えてなりません。
だからユニークでは、佐藤コーチはある程度
子供たちの感情の動くままにさせることを「良し」としています。
それは形で覚えていくよりも、まずはスポーツの楽しさを 教えて、その中で自然に生まれる、友達への思いやり などを大事にしていきたい。
それが本来の主体性だと、いうことだと
僕は理解しています。
そんな風に思い、月例では、ある程度いつものレッスンよりも
自由に、気の向くままにゲームをさせています。
来週はユニークの大会です。
そして練習試合、特別練習やスポーツ講座
忘年会など楽しんでもらえる内容が盛りだくさんです。
個人の成長も期待できますが、
チーム力が高められるシーズンです。
今回のクリスマスジュニアは、試合が初めての人が
たくさん挑戦します。
楽しみな大会になりそうです。
僕は、アカデミー育成のメンバーと大阪へ練習試合にいっていますが
また、忘年会で試合の話を聞けるのを楽しみにしています。