【月例】「初心者にセンターに戻れ」といっても出来ないのが普通

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ユニークスタイルの下です。

1/25に阿田峯公園にてエントリークラスの
月例ゲーム練習会を実施しました。

チャレンジャーやアカデミークラスでは、
試合しかしません。

チャレンジャーやアカデミークラスでは、試合しかしません。

しかし、今回は

・ゲームの進行の仕方 ・ボールへの入り方 ・チャンピオンゲーム
などの練習をしてから試合をしました。

なぜかといいうと、

まだ試合の仕方に不安がある。
ボールへの入り方が上手くいっていないために ミスが出ているなという場面が見られた。
試合を楽しむためには、通常レッスンで行っている ゲームをし緊張をほぐしてから試合をした方が良い。
と判断したからです。

そして、みんなに試合が始まる前に

「打ったら、真ん中に戻る」

というテーマを与えました。

テニスを経験している人は、「そんな簡単なこと、初歩的な事」
と思うでしょうが、まだこのレベルの子供たちは打つことだけが、楽しい、という段階です。

入るかどうかを確認し、ボールが来てから
次のことを考える、というステップは結構レベルが高いことなのです。

一般的なスクールだと初心者に、ただわけもわからず
「打ったらまん中にもどる」とやっていますがほとんどの子がその必要性もわかっていません。

ただ「コーチはそういうから。」と首をかしげる 子がほとんどだと思います。
なぜ、打った後にポジションをセンターに取る必要があるのか?

それは、シングルスでは相手の打ってくると予想される範囲の
中央にポジションするほうが、次のボールが楽にとれるから。

これが正解だと思いますが、これを必要とするのは
「シングルスの試合をやれるレベルになってから」だと思います。

だからこそ僕はエントリークラスの段階では
まん中にポジションを取る、必要はないと思っています。

案の定、1試合目が終わった時に、

「真ん中に戻れた?」

と聞くと、全員「出来なかった」でした。
それは、当然だと思います。「まん中に戻ること」が習慣化されていないことが原因ですが、それよりも

カウントを数えることに意識がいっていたからです。

数えること、も必死でやらなければいけないので、いくつも、「やらなければいけないこと」を 付きつけると子供は試合が楽しくなくなります。ここが注意でした。
今回は一人、五試合行いました。

三試合目ぐらいからは、カウントにあまり意識がいって
いなかったように思います。意識しなくても数えられるようになってきました。

カウントに、意識がいかなくなってきた時に、
「まん中に戻る」ということを実践することができました。

ユニークで大事にしている「自主性」とは、無理やり「まん中に戻らせる」ことではなく 「まん中に戻った方が得だ、戻ろう!」と思わせる、気づかせることだと思っています。
「真ん中に戻る」や「アドバイス」のことは、完璧ではないですが
随所に見られました。これが成果です。

しかも、試合は全員が一人で出来るようになれました。 僕は、試合の中だからこそ変化できたのだと思います。
そこには、

「勝ちたい」

という想いがあるからです。
感情が動いているときに変化しやすいのです。

普段では見られないラリー戦(10往復は続いていた)や
ボレー、最後までボールを追うシーンがありました。

毎回、こんな小さな変化が見られ大勢のレッスンでは見逃しやすい成長も見れた、月例でした。
次の月例では、今日の変化を自分のものにした姿をみせてくれることを期待します。

次のエントリークラスの月例は、2/16を予定していましたが、 3/2に変更させて頂きます。
今回も月例初心者が3名いました。

最初は、「親が無理やり参加…」でもきっかけとしてはいいと思います。
最初の1歩が難しいだけで1度来れば
きっと楽しんでもらえると思いますよ。

スケジュールは下のグーグルカレンダーからチェックして、申込みはこちらからお願いします。
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12:31 | ■下_日記 | タグ: ,

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