【佐藤】練習をサボる子の対処法は、注意する前にホメる所を探す。
2014年9月12日
from 佐藤
チャレンジャー強化クラスのほとんどのジュニアが
ユニークスタイルでテニスを始めています。
今、ユニーク内大会を勝ち上がった7名が
ステップアップ体験中です。
そこで、このクラスの現状と展望を
お伝えしたいと思います。
気持ちの変化が大きいのが
このクラスの子供達だと思います。
そうなるとモチベーションもさまざまです。
練習中でも「サボる子」と「頑張る子」の差が
わかりやすクラスでもあります。
やる気があり頑張りたい子が
サボっている子にイライラする。
そんな問題が発生します。
では、どう解決するのか?
「サボっている子」には、
良いところをホメています。
でも、もっと良くなるには
ボール拾いを早くした方がいいことや、
諦めないことが出来るといいと伝えています。
「頑張っている子」には、
周りを気にしないで自分に集中するよう伝えています。
「サボっている子」を変えるのは
コーチにまかせる。
自分はいつも通り頑張ろうと伝えています。
・本気で強くなりたいと思っている
・何となく試してみようと思っている
その想いの差を少なくして、
「みんなで頑張る」クラスにしたいと考えています。
ただし、すべてが上手くいくとは限らず、
子供同士の小さなケンカもあります。
また、人数が増えれば、
相性が合う合わないもあります。
そんな中でも一緒に練習することで、
忍耐強くなったり、理解し合えたりしていきます。
こうした人間関係を経験するのも
グループで練習している長所です。
そこで得られる、協調性や自主性などを合わせて
僕たちは「主体性」だと考えています。
しかし、成長は右肩上がりではなく
伸び悩む時期(プラトー期)が必ず訪れます。
その時、自分自身を強く支えなければ
燃え尽き症候群(バーンアウト)になる可能性が高くなります。
チャレンジャー強化クラスに入った子供達には
長くテニスを続けてほしいです。
その為にも、いろいろな問題が発生しますが、
今、仲間になったメンバーで乗り越えてほしいと願っています。
また、子供たちが頑張るだけでなく、周りの大人が
一つ一つの問題に口を出し過ぎず、見守る姿勢を持つことも必要だと考えています。
追伸
時には叱る場合もあります。
その時は、「言ってるこ事とやってることが違うぞ!!」と
思われるかもしれませんが、それも見守っていただければありがたいです。