●何このコーチ?ちょっと変。

今日はオープン練習でした。
丸谷_顔写真 マンネリ化しやすい限定された練習環境の中で、
やはり刺激があり、お互いにメリットがあったように思います。
練習の中で、ある選手が
「練習の説明がわからない。外から来た人に対してもっとわかりやすく説明して。」 というリクエストがありました。
僕はそれをそのまま佐藤コーチに伝えました。
すると、佐藤コーチは次の説明の時には
全く同じような説明の仕方をしていました。
ということは、そこに意図があるのだと思いました。
きっと、練習の方法がわからない、「じゃあ、どうするの?」
という反応を試されている訓練なんだな、と思いました。
基本的に佐藤コーチは1から2、そして3、次は4というように
手順を細かく説明する指導法ではありません。
1、と5、そしてゴールである10を教えて、後はその間のプロセスは
自由に遊ばせる。考えたり、想像させたり、工夫をさせたりする事を重要視しています。
なので、きっと「ああしなさい」「こうしなさい」と明確に
指示を出されてきたジュニアたちにとっては、違和感があると思います。
自分の次の練習の行動すらも、「自分で考えなければならない」のですから。
主役は子供だけど、脚本や演出、そしてストーリまでを考えるのも全部コーチ、または親。
コーチの「目指すテニス」の型にはめたり、親が期待するテニスの型にはめるのではなく、
自由に自分がアレンジできるスペースを残した創造性。
「ほっとらかしにしてみる。」ということさえ、練習に組み込み
その時の状況を見て、選手の成熟度を試したりもします。
自由だからこそ、常に考えなければなりません。
自分が次の練習で仲間と一緒になってぺちゃくちゃやるのか、それとも一人で集中するのか。
コーチからアドバイスをもらうためには、どうしたらいいのか?
より自分が強くなるためには、どうすればいいのか?
常に考えさせて、自ら選択させるのが佐藤流です
自由度という点では、楽でしょうが
答えを教えてもらえずに、探し続けるのも困難なことだと思います。
立ち止まってまた考えるのもよし、それが正解だと思いそれに向かって一直線に進むのもよし
考えることをやめるのもよし、周りに合わせて、考えているフリをするのもよし。
自分の「素」が見えて、自分のテニスへの取り組みが、丸裸になるでしょう。 明日のオープン練習もまた何名かの選手がきてくれます。
ユニークスタイルの「自由な空間」でどう自分の「素」を見せてくれるのでしょうか?
楽しみですね。
追伸
今日のオープン練習に参加していただいた方々、所属は違えどみんなライバルであり
一緒に練習をした仲間です。次回の練習や合宿でまた切磋琢磨して、この夏もうひと伸びしましょう。
ご参加ありがとうございました。
追伸2
合宿も残り2週間を切りました。
現在、他チーム参加の子が8名ほどいらっしゃるので、1人参加も歓迎です。
レベルや内容についてはお問い合わせください。
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