【メルマガ】親を「うっとうしい」と感じる時とは?

今日は僕が執筆している  
「お父さんのためのテニス教室」のメルマガをご紹介します。   
 

●お父さんのためのテニス教室メルマガ 
●2013年10月3日号 
 

「お父さんの為のテニス教室」の佐藤です。 
 


はじめにお伝えしておきます。 

この内容が全ての
親御さんに当てはまるものではなく、 


私が今まで指導してきた
選手達とのコミュニケーションの中で 


多々あった出来事を
参考にしています。 
 


子供の試合をいつも観に行きますか? 
 


熱心な方であれば、 
常に試合に付き添っている親御さんもいます。 
 

ところで、試合会場で何をしていますか? 
 

そこで、ビデオ撮影をしたり、 
ポイントの記録を取ったりしていませんか? 
 

もし、それが子供の為と思ってしている行動であれば、 
大きな勘違いかもしれません。 
 


子供からしたら、「うっとうしい」
行動かもしれないからです。 
 


なぜなら、その記録をネタに 
自分のプレーについて話をされるのが
嫌だからです。 
 

ダブルフォルトが多かった、
態度が悪かったなど、 


親から言われると感情的になりやすく、
ケンカっぽくなってしまいます。 
 

その繰り返しの結果、
テニスが楽しくなくなり、 


いわゆる「バーンアウト症候群」に
なってしまうのです。 
 

なぜ、子供は
親がテニスについて話をするのを 
「うっとうしい」と感じてしまうのか? 
 


子供自身がテニスを学び、
技術・知識・経験を積み、 



親よりテニスに詳しくなっているという
自負を持ちはじめるからです。 
 


要するにテニスに対してプライドを持ち、 
子供扱いをしてほしくない

という気持ちがあるのです。 
 


なので、コーチや先生から
同じことを注意されたとしても 
受け入れ方が違ってくるのだと思います。 
 

では、試合会場でどうしたらいいのか? 
 

「自分からは何もしない」 
これがベストだと思います。 
 

親としてサポートするのは 
子供が頼んで来た時だけでいいと思います。 
 

おにぎりを作って、試合会場まで乗せてって、
今日の試合はビデオを撮って 
サービスだけ記録してなど、


頼まれた時だけ動くのでいいと思います。 
 

自分の趣味として、ビデオや写真を撮ったり、
記録を残したいのであれば、 


試合後、その内容について一切触れないことを 
約束すればいいのではないでしょうか。 
 

「見せて」と頼まれた時だけ、
自慢げに見せてあげて下さい。 
 

私個人の考えとしては
記録を残すことは大切だと考えています。 
「過去の経験は大切な財産」だからです。 
 


ただ、子供にとっては
そうではない時期があります。 
 


子供の気持ちを
察してあげながらサポートすることが 
本当のサポートだと思います。 
 

この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。



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2020年4月16日13:00 | ■メルマガ

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