■「センス」を高める方法とは?

ユニークスタイルの佐藤です。
佐藤卓也_顔写真 ラリーや試合などで、ライジングやハーフボレー、
ギリギリのボールをスライスで返球します。
今日は意図的にライジング、ハーフボレー、スライスなどの
緊急時の対応の練習をしてみましたが、なかなかうまくできない。
聞いてみると、「どうやって打っていいのかわからない」らしい。
テニスはただボールを打ち返すスポーツではなく、
いろいろな状況の中でボールを打ち返すスポーツです。
「がむしゃらにプレーしていたら何となくできる」と「状況に合わせて意図的にプレーする」
との差が選手の技術力の差になり、それが結果に大きく影響します。
ラリー、ボレー対ストローク、ゲームなどで
時間を掛ければ自然と身に付くことができるでしょう。
それを短時間で自然と自分のテクニックにするのが
いわゆる「センスがある人」と言われると思います。
でも、僕は技術が習得できることが「センス」ではなく、
技術を身に付けるためのポイントを見つけることが「センス」だと思います。
ポイントは人それぞれ違うと思うので表現しにくいですが、
自分なりの感覚を持っている人はいつも考えていたはずです。
どうしたら、股抜きができるのか?
どうしたら、ツイストサーブが打てるのか?
どうしたら、あんなプレーができるのか?
その自分なりのポイントを見つける「ヒント」を
練習の中で伝えることが指導者の役目でもあります。
それを楽しみながら覚えることができるのが「真似をする」です。
真似がうまい人は自分なりの「ポイント」を
見つけることがうまい人です。
明日は野井夕夏子選手も練習に参加して
ヒッティングをしてくれます。
彼女の姿勢、プレー、動きなどをじっくり見てください。
そして、真似ることで「ポイント」が見つかるはずです。
ユニークスタイル体験会0423
2012年4月25日00:31 | ■ 佐藤コーチ

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