【梅澤】プライベートレッスン → 「ほらっ!良くなったでしょ!?」
2015年5月9日
ユニークスタイルの梅澤です。
先週からプライベートレッスンをさせて頂いており、
アカデミー育成クラスの子供たちと一緒にテニスをしました。
プライベートレッスンはコーチと選手のマンツーマンで 行うので、個人の課題や強化、修正、改善など選手と 確認しながらレッスンできます。
今回、アカデミー育成クラスのプライベートレッスンを
担当させていただいて共通していた箇所は、
「ストローク(ラリー)」と「サービス」でした。
共通している課題だからといってアドバイスまで 共通というわけではありません。身体や能力によって アドバイスは変わります。
よく親御さんから「うちの子、打ち方が悪いなぁ~」と
聞きます。打ち方に問題があるのではなく、球技的能力に
ズレがあることが多くあります。
相手から飛んできたボールの弾み方が分からなければ
打点はイメージできないでしょう。当然追い付き方にも
ぎこちなさが出てきます。
結果ラケットを振るタイミングが合ってなく、
ラケットにしっかり当たらないことが多々起きます。
そういった時に僕は、ボールとの付き合い方を遊 びながら伝えていきます。それから打球技術の方へ 話しを引き上げていきます。
ボールとの付き合い方がうまくいっているかいないかは、
力の出し方や力の流れといった身体の使い方を見ます。
すごくスムーズにボールの後ろに入れても、
手だけ使った打ち方をしていてはもったいないです。
そういった時は、ラケット以外の道具を使用して 力の出し方の感覚を感じてもらったり、イメージを 持ってもらえるよう工夫します。
そこからラケットに持ち変え、ボールへの力の伝達を
理解してもらうなど、その時に合わせて様々な手段を使います。
「サービス」にしても、問題点がそれぞれ異なりました。
トスの上げ方からバランスが崩れて入らない子や
狙っている場所にラケットは振れているが、インパクト時の面は
違う方向を向いている子。自分がどこにどんなボールを打つのかと
いった弾道イメージが曖昧な子など、入らない原因は様々です。
プライベートレッスンを受けてくれているジュニアが、イメージ しやすく自分の変化に気付きやすいように、今回も色んな道具を 使いながら伝えました。
実際、僕のプライベートレッスンを受けてくれたジュニアは、
「えっ?これを使うの!?」という気持ちがあったかもしれません。
しかしそこから、感覚が掴め、僕が「どう?変わった!?」
「ほらっ!良くなったでしょ!?」と聞くと言葉ではなく、
笑顔で答えてくれました。
プライベートレッスンは技術的な指導だけではなく、
戦術面での指導も受けることができます。
上達するには、コーチの指導力や情報は必要です。
選手たちも待っているだけではなく、自分からどんどん
コーチを上手に活用すれば、今以上のレベルUPに繋がります。
ユニークスタイルのコーチ達皆、ユニークジュニアのために
日々勉強しています。そんなコーチ達の力を自分の成長に
しっかり役立てほしいと思います。
プライベートレッスンのお申し込みは⇒http://www.uniq-style.net/takada/lesson/private_kobetu.html
2015年5月9日23:10 | ■ 梅沢コーチ