【佐藤】チャンスを活かすため、ドタン場で強くなろう!!

from 佐藤


佐藤先日、「全国選抜ジュニアテニス選手権関西予選」の
12歳以下男女シングルスが開催されました。


いつもなら帯同してサポートをしますが、
今回は延期後の予備日開催ということもあり、
予定が立てれず、観戦に行くことができませんでした。


今回、この大会に参加した12歳以下の3人は
これからもたくさんのチャンスが訪れると思います。


何故なら、それくらい頑張っているからです。


その成果もあり、 チャンスの場面が増えてきました。


今回では、第1シードに勝ったり、
上位シードと接戦になったりしています。


また、関西大会でも
十分に通用する技術・体力が身に付いてきています。


こうして、以前よりはチャンスが増え、
少しずつ基準が高くなっていると思います。

ただし、そこで気を抜けばマイナスになることもあります。

いつまで経ってもチャンスを活かすことが出来ず、
自信を無くしたり、周りからの期待がプレッシャーになったりします。

僕が今、アカデミー生に対して気にしていることは、
チャンスが得られるポジションまで上がってきているが、
そのチャンスを活かすための準備が出来ていないことです。

そのチャンスを活かせるようになるには
「ドタン場で強くなる」ことが必要だと考えています。


その方法の一つとして
僕は「ルーティン」が大切だと考えています。

ルーティンとは、 同じ動作・作業を繰り返すという意味があります。

僕がその「ルーティン」をさせる目的は
「自己管理」ができるようになることです。

今のユニーク生はここに弱点があります。


何故なら、まだ「自己管理」が出来ていなく
「他者管理」の雰囲気が残っているからです。


「何故そう感じるか?」というと、 練習前の行動にあります。


ユニークスタイルでは練習前にプレトレーニングを行っています。


全員ではありませんが、
頑張っている時もあるが、気が抜けている時もある。

簡単に言えば、サボっている。

そんな時は練習の取組み方が中途半端になりやすく、
注意することが多々あります。


このやる気の差がドタン場で強くなれないのです。


僕たちスタッフはみんなにチャンスが与えられるような環境を作ります。


そのチャンスをモノにするための方法も
試行錯誤しながら伝えています。


1人1人が「自己管理」できるようになることで
「ドタン場に強い」ユニークスタイルになると信じています。

追伸

3月の「アカデミー合宿」では、
実戦形式を多く取組み、ドタン場の対応力を高めます。


4月の「ちびっ子合宿」では、
少しだけの厳しさと、テニスの楽しさを経験してほしいです。


「ちびっ子合宿」の案内は、
今週の練習後に配布します。

2014年2月25日11:01 | ■ 佐藤コーチ

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