【佐藤】パワハラをしないために必要な能力とは?

from 佐藤



パワーハラスメントとは



職場内の人間関係において発生する、いじめや嫌がらせ。上司が部下に対して行うものや、高い職能をもつ者がそうでない者に対して行うものなど。



とされてますが、最近では
指導者と選手間でも同じように扱われます。



上司と部下の関係性と
選手と指導者の関係性は
ちょっと違うなと思います。



選手と指導者は
もともと同じ目標を持って
取り組んでいます。



また、お互いが一緒に頑張ることを
選んでいることです。



目標を達成するには
厳しさに耐えることもあります。



その為に厳しい口調になったり
感情的になったりします。



それが、周りからしたら
何でそんなこと言うの?って
思う場合もあるかもしれません。



でも、それがその場を引き締める
「演技」の場合があります。



それを見極めるのは
なかなか難しいですけどね。



指導者の弱点は熱意が高まり過ぎて
言葉の表現が厳しくなるだけでなく



手を挙げてしまうことが
一昔前は当たり前だったことです。



それが、指導者の質が向上しなくて
根性論だけの「スポーツバカ」と呼ばれる
人間を育ててしまう原因になってきたと
言われています。



僕が指導者を目指す時に学んだのは
テニスのスキルだけでなく



「伝え方」「育て方」を意識して
多くの指導者を参考にしてきました。



そこで大切だと感じたことは


「言葉で的確に伝える能力」
「雰囲気をコントロールする演技力」



優秀な指導者は
この2つを必ず持っています。
(佐藤自論です)



言葉で的確に伝えることが出来ないから
手を挙げてしまう指導者がいた。



自分の感情のままに行動してしまうから
手を挙げてしまう指導者がいた。



なので、多くの言葉を覚え
表現方法を学ぶために本を読み



演技力はダジャレから真面目な話
口調までを良い指導者のマネをする



そんなことをしながら
学んできました。



上司としても指導者としても
完璧ではないけど



厳しく指導する時には
パワハラと感じさせない



伝え方を心掛けて
指導していこうと



ボクシング協会や体操協会の話題を
ミヤネ屋を観ながら思いました。

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2018年9月10日12:00 | ■ 佐藤コーチ

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