【梅澤】親の声掛けが、子どもの心に届かない時。

こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。

子どもが大会に出ている
親御さんで、

試合前に、
親が子どもに声を掛ける
こともあるでしょうが、

 
たまに
「あれ?思ったより、

うまく伝わってない?」
 
ということがありませんか?
例えば、

例①
試合前に子どもが緊張してる。
 
→リラックスを
させてあげようと思い、
声を掛けた。

例②
テニスの調子が
最近、あまり良くない。
 
→気持ちが落ちているので
元気づけようと思い、
声を掛けた。

例③
練習に乗り気ではない。
 
→子供にヤル気を高めて
頑張ってほしいから、
声を掛けた。

こういった子どもの
気持ちの変化に対して、

親ができることの
1つとして、

声をかけてあげることは
多々あるでしょう。

しかし、
声を掛けてみたけど、
 
「ん?思ったほど
届いていない!?」
 
ということもあると
思います。

親としては
子どものためと思い、
声を掛けたのに、

子どもの心にそれが
上手く届かない。

なぜ
このようなことが
起きるのでしょうか。

声を掛ける
タイミングが悪い?

あれこれ言い過ぎた?

同じことを
繰り返し言っている?

いろいろ考えられることが
あると思います。

ですが、
心に声が届いていない?
というときは、

ある共通点があります。

それは、

話している内容の中身が
「指示」に偏っているです。
 
何をするか?
を明確にするために、

指示を出すことは
良いと思います。

ただ、
この中身に

どんな気持ちで
やるのかが欠けていると、
 
子どもには
届きにくくなります。
 
例えばですが、
「もっとラケット振れ!」
「しっかり声を出せよ!」

上のようなアドバイスは
よくあるですが、

ここに少し気持ちの部分を
足してみましょう。

「強気な気持ちを
大切にしよう。
 
そして、
もっと振っていこう!」
 
「やるからには
ベストを尽くしたいよね。
じゃあしっかり声を出そう!」
 
といった具合に、
気持ちの部分を言葉に
足してみるだけで、

聞く側の印象も
だいぶ違うと思います。

そして
この気持ちというのは、
心の部分です。

試合を行うのは子どもです。

だからこそ、
本人の心の部分を
大切にしてあげないと、

心の部分が
乱れやすくなります。

乱れると、
自分の力を出し切れなく
終わってしまいます。

声掛けには、
何をするか?の指示と
 
心を
サポートする支援があります。
 
大人が
子どもに声を掛ける際、

このバランスが
大切になってきます。

また、
子どもの発達段階を
踏まえて行うことも、

大人は
判断しないといけません。

まだ自分で考える力が
育っていないときは、

指示の声掛けが
多くなるでしょう。

ですが指示の中に、
やるべきことを少しずつ
教えていってあげます。

そうすると、
子どもは知恵がついてきて、

状況によって行動が
変えられるようになります。

子どもの成長に合わせて
指示と支援のバランスが
取れた声掛けができれば、

子どもに
届くようになるでしょう。
2022年2月11日12:00 | ■ 梅沢コーチ

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