【佐藤】素振り無し、トレーニング無しのソフトテニスの練習って!?
2016年11月27日

チャレンジャークラスの
現在小学6年生の子たちが中学生になった時
学校に硬式テニス部が無く
ソフトテニス部に入部する可能性が高い。
その時、何も知らないまま
部活動に入るのではなく、
どんなスポーツか?
自分が楽しめるのか?などを感じ取り
「硬式テニス」と
「ソフトテニス」の 違いを知ってほしい。
そんな想いで、新中学生になる子供たちに
ソフトテニス体験を勧めています。
ソフトテニスを指導している大久保先生は
「ソフトテニスの楽しさ」を伝えるプロです。
僕自身もサポートさせてもらって、
多くの気付きがあり勉強になりました。
●褒める
大久保先生と一緒にいる中で
一番の印象が「褒める」でした。
話を聞かない子供に対して
「話をちゃんと聞きなさい」と言う人がいます。
大久保先生は話を聞かない子供に対して、
自分の話し方を工夫して話に興味を持たせ、
自然に話を聞く方向に
持っていくのが上手いです。
そして、話を理解したことに対して
すぐに褒めることで
より一層、話を聞く
姿勢が良くなるのです。
この「褒める」タイミングの上手さが
勉強になりました。
●打ち合い続ける
1時間ずっと打ち合いでした。
終盤はルールを説明しながらゲームをしましたが、
それまで休憩はなく、ずっとラリーです。
体験した子ははじめてソフトテニスの
ラケットを握った子供にもかかわらずです。
その間にワンポイントアドバイスを混ぜながら
上手くプレーが出来なくても、ずっとラリーです。
なぜなら、子どもたちは
打ち合うのを楽しんでいるからです。
大久保先生はジッと観るだけでなく、
ウロウロしながら常にコートの周りを動き回りながら
ソフトテニスの楽しさを削がないで
少しずつ課題を与えていくことで
楽しみながら上達する工夫をしています。
硬式テニスとソフトテニスは
道具も違い、ルールも違います。
思い切ってソフトテニスを
頑張ってみるのも面白いと思います。
もちろん、ユニークスタイルで硬式テニスを続けて
部活でソフトテニスというのも
楽しいはずです。
自分が一番楽しめる
テニススタイルを
今すぐ決めなくても、
時間をかけて決めればいいと思います。
2016年11月27日21:00 | ソフトテニス