【丸谷】「錦織」と「奈良県のジュニア強化」のできごと
ユニークスタイルの丸谷です。
錦織選手がツォンガを破りました。
両選手ともグランドスラムの4回戦として
ふさわしい素晴らしいゲームでした。
次はマレーですね。
ここまできたらどんな結果にせよ
大きな経験を積むと思います。
1つでも多くのメディアに取り上げられて
日本のジュニアに元気を与えてほしいですね。
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さて、昨日奈良県の強化練習会に行ってきました。
今回で5回目となる今年度の練習会ですが
毎回子供たちの成長を感じることが出来て嬉しく思います。
選手にとっての1カ月というと
十分に「化ける可能性」があります。
前回とは違っている箇所があれば、ホームコーチと
その選手の取り組みを感じることが出来ます。
子供たちの成長がこの先、奈良県ジュニアの
活躍に繋がると考えれば非常に頼もしく思います。
こういった県レベルでの「選手強化」の取り組みは
各都道府県で少しづつ形になってきています。
ナショナルトレーニングセンターからトップダウンで降りてくる
「地方トレーニングセンター」という構想も現実味を帯びてきています。
元々地域のジュニア大会が少なく、人口も少ない
奈良県なので、こういった「強化練習会」は非常に貴重な存在ですね。
発掘、育成、強化の最先端は都道府県にあります。
都道府県レベルでこういった諸活動が盛んになるように
支援することや、そこでの機能性を高めるためのシステム作ることが
できれば、奈良県全体のレベルアップにもつながると思います。
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これって、違和感ありますか?
じつは、この記事、
ちょうど5年前の2012年1月23日僕のブログの記事です。
このブログを開始した時、まだユニークスタイルというものは出来ていなかった。
佐藤コーチは愛知県から移籍してきたばかりでしたが、僕が奈良県のジュニア強化コーチというだけでの
接点で、アカデミーも、ユニークも、何かなかった頃。
最初、この時代、ジュニアの多くの子供たちが、
「奈良県の選手が強くなるには、大阪などの県外に行かないといけない」と口にしてました。
そこから5年。
今では奈良県の低年齢は、毎年ドロー数が増え、ついに全国選抜を優勝した選手が出てきたり、
低学年のドロー数が、兵庫、大阪の次に多い県になったり、
今では他府県から奈良県の強化の仕組みを学びに来る人が出てきたりするようになりました。
振り返ると、5年。
競争が激しくなった奈良県。
それにも本当に感謝です。
この進化も嬉しいことですが、この中で勝負して、
勝ち上がっていくことがわくわくしますね!
ユニークも頑張りますが、奈良県のみんなも頑張ろう!