【佐藤】「ちょっとの差」で負けたと思っている人、大間違いかも。

from 佐藤


いいラリーは出来ているけど
ポイントが取れなかったり


ポイントは取れるけど
ゲームが取れなかったり


4-1までリードするけど
追いつかれたり、逆転されたり


勝てそうで勝てない。


その理由を僕なりに説明します。


相手を追い込んでるのに
相手は挽回してくる。


逆に相手に追い込まれた時
自分は挽回する力がない。


自分が相手を追い込んでいるのに
相手に挽回するスキを与える。


逆に相手に追い込まれた時
相手は挽回するスキを与えない。


その「ちょっとの差」だと感じる所が
本当は大きな差だったりする。


その日の「運」って言う人もいますが
「運」は引き寄せるモノだと思います。


その引き寄せる取り組みをしている人が
その「ちょっとした差」を手にする。


と僕は考えています。


その取組みと言うのが
「自分を律する」だと考えてます。


要するに
「甘えんな!!」ってことです。


・朝練行くのか?行かないのか?
・ウォーミングアップするのか?しないのか?
・練習行くのか?休むのか?
・勉強するのか?しないのか?


どっちを選択するのか?
正しいと思う方を選択しているのか?


そうすることで
「小さな自信」が持てるようになり
「ちょっとした差」を引き寄せます。


もし、間違った選択をしていれば
「小さな不安」が大事なところで
「大きな不安」になってしまう。


これって、みんなが
どっちも経験しているはず。


強化クラス以上になった時から
少しずつ「自分を律する」を取組んでいます。


それがアカデミー育成、アカデミーになると
もっと「自分を律する」を求めます。


練習に早く来たり、雨の日も休みじゃなかったり
テスト週間も練習があったり、お手伝いがあったり


自分で毎日ランニングするとか、
お菓子・アイスクリームは食べないとか、
練習には絶対に遅れないとか、


自分でルールを決めて取組んでいる時
運が良かったり、良い成果が出てない?


でも、何気なくサボったり、言い訳したり、
周りに流されたり、気付いているのに言えなかったり、


そんな日々を過ごしていれば
「ちょっとした差」で悔しい思いをします。


でもね。僕はその経験も大切だと考えています。


「気を抜けない」「サボれない」が
許されない環境って楽しいですか?


たまにはいいじゃん。っていう
余裕があることで


いざ、頑張ろうとした時
長続きできるようになればいい。


その「自分を律する」という気持ちの
エネルギーを増やす場所として


テニスというスポーツを通じて
身に付けてほしいと考えています。


追伸


僕もたまにサボるので
強く言えませんが


それでも試合に負けるのは悔しい。
もうちょとなのに・・・。


だから、もうちょっとだけ
「自分を律する」を頑張って。

2021年11月1日12:15 | ■ 佐藤コーチ

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