【丸谷】「奈良県の選手と当たりたくない。」といわれる時代のために。

ユニークスタイルの丸谷です。

丸谷 7月19日に五條(阿田峯公園)にて
奈良県ジュニアサーキット第5戦の試合が行われます。

私たちユニークスタイルのスタッフは
奈良県の強化育成事業をお手伝いしています。

協会という事業は事業ベースではなく
ボランティアレベルで行われている
事業であるので、民間のようには進みません。

1つの事業が動くまで提案、議論、修正、提案、予算編成、役員承認
という流れを繰り返し、最低でも数カ月から数年越しの時間をかけて
やっと1つの事業が可決されます。

奈良県の10歳以下ジュニアサーキットや
15歳以下の強化事業もその中の一つの事業で発足から始動まで
多くの時間を費やして進んできました。

日本テニス協会公認の有資格者が集まり
日本テニス協会の動きと照らし合わせて
奈良県の強化事業に落としこんでいきます。

あまりイメージがわかないかもしれませんが それぞれのクラブの関係者が、「奈良県」という ひとつの枠での強化をするために動いています

その会議は熱く、それぞれが大きなもののために
夜遅くまで議論を続けています。

以前は関西レベルの大会で「奈良県の選手」と当たると
喜ばれていましたが、今は14歳以下の女子の総合力は
関西でも1、2を争う層の厚さになっています。

彼女たちの頑張りで、少なくとも14歳以下の女子は
関西では「当たりたくない」という存在になってきているのでは、と思っています。

今後は各カテゴリーにおいても少しずつその影響を広げていき
全体の総合力の向上につなげていきたいと思っています。

7月19日に五條で行われる 10歳以下ジュニアサーキットもその活動の中の一つです。
各クラブでの試合の経験はあるが、奈良県ジュニアや外部の大会
などに参加したことがないジュニアや経験が少ないジュニア
を対象に行われるので

奈良県ジュニアと違い「未開発」な部分が多い
カテゴリーの大会なので、強化と呼ぶ段階ではありませんが

そこに出場している子供たちは、将来の 奈良県の強化指定選手予備軍の可能性が高いです。
そのため、念入りにウォーミングアップをしている子供も
見かけませんし負けて、大泣きしている子供や
緊張でガチガチになっている子供もいません。

今、15歳以下の強化指定選手に選ばれているジュニアも
最初は誰でも同じスタートだったので、
まずは、そこからのスタートだと思っています。

試合方式は、総当たりの4ゲーム先取で行い
負けた人は、練習試合ができるので1日試合を楽しめるように
工夫されています。

最近ではチャレンジャー強化の子供たちが頑張ってくれているので
少しずつユニーク内にも広がってきています。

ユニーク内大会で上位進出し、チャレンジャー強化に上がった 次の目標はこの「10歳以下ジュニアサーキット」となります。
7月19日の五條大会の運営は僕が行います。

僕は協会スタッフなので、ユニークの子供たちのサポートは出来ませんが
知っている人が運営しているので大会には出場しやすいかもしれません。

もし現在チャレンジャー以上で、現在10歳(7月19日まで10歳)
で試合進行を一人でできるのであれば、ぜひ一度試合に出場
してみることをおすすめしたいと思います。

相談や希望者は佐藤コーチまでお問い合わせをお願いします。

詳細は奈良県テニス協会のページをご覧ください。
http://nara-tennis.com/junior/U10/2014/2014%20U10naraJrC4.pdf
2014年6月29日09:47 | 丸谷コーチ

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