【丸谷】大事な大会の前に多くの人が置き去りにしやすい問題。

ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷 今週は震災から3年。

報道番組は震災に注目し、改めて復興の「進んでいる部分」
と「進んでいない部分」を知らせてくれました。

実際に奈良県にいてるとその震災の傷跡を
感じる場面がほとんどなく、テレビなどでの情報を元に様子を伺うしかありません。

上げ足を取るような報道とバライティが増えるテレビの中で
久しぶりに考えさせられる報道が多かった1週間でした。

その中で少し考えたのが、ユニークの中で 「進んでいる部分」と「進んでいない部分」とは何なのか、ということです。
2013年に下くんが加入し、五條阿田峯公園の指定管理者が決定し
2014年もさらに大きな「進んでいく部分」が出てきます。

子供たちも1年で大きく成長し、それぞれの変化をみせ
「進化している」最中でもあると思います。

その反面、「進んでいない部分」いいかえると
「変わってはいけないもの」とは何でしょうか?

復興は進んでいくもの。
でも震災の記憶は、風化してはいけないもの。

ユニークの中での「変わってはいけないもの」 「風化させてはいけないもの」とは何だと思いますか?
・・・



僕は「スポーツマン」であることだと思います。
ユニークスタイルでは、ユニーク(個性的)という部分に注目をされますが、大事にしているのは
ユニーク(個性)であるけれども、それは指導コンセプトであり

子供たちやコーチ、保護者で構成されるチームが目指すのは 「スポーツマンとして勝利すること」です。
それを間違えて考えているとらえている
残念な光景を見かけること、ありませんか?

成長の過程だと見過ごすことも出来ますが、スポーツマンとしてフェアではない、
ということを指摘しなければそこに成長はないと思いますし
チームコンセプトが根底から崩れる問題です。

この「スポーツマンとして勝利する」というテーマは
進化していくユニークの中で、不変のテーマであることを今回改めて感じています。

スポーツマンとして勝利するには 複雑で困難な条件を克服しなければならず それが難しいからこそスポーツに価値があり、スポーツマンが尊敬される対象になる
と私たちは考えてユニークスタイルを勝利を求める集団としました。

僕が考える、この時期に勝ち負け以上に大事になこととは、「スポーツマンとして勝利する」
という最初に決めた約束事です。

色んな感情が動きやすい時期だからこそ
もう一度ユニークスタイルの原点を持ちだしてみました。

いい試合、という基準は僕の中では変わりません。

スポーツマンシップに溢れる春ジュニアになればいいと思います。
2014年3月16日10:55 | 丸谷コーチ

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