【佐藤】通常練習と外部練習会、どっちを優先するのか?

from 佐藤 
 

佐藤 全豪オープンテニスが終わりました。


男子がスタニスラス・バブリンカ(スイス)、
女子がリー・ナ(中国)の優勝で幕を閉じました。


バブリンカはジョコビッチ(ランキング1位)、
ナダル(2位)を破っての優勝です。


いつか、ユニークの誰かが
こんな劇的な優勝をしてくれることを期待しています。

さて、昨日の練習では
アカデミー生の参加がたったの1人でした。


県強化練習会、中体連練習会、ローカル大会、
大学の練習会などへの参加が重なったためです。


本当なら「練習を優先した方がいいのでは?」と
考える人もいると思うので、僕の考えを伝えます。


僕の答えは至ってシンプルです。
【そこに自分の「目標」に対する「目的」があるか】です。

ユニーク練習では「試合に勝つ」という目標があり、
その為の「目的」を僕が考え、その説明をして、
理解を深めながら取組んでいます。


県強化練習会も強化コーチの指示の下、
目的を持って取組んでいるはずです。


こうした県協会や地域協会に選抜された練習会には
積極的に参加し、多くの情報を持って帰ってきてほしいです。


そして、参加していない人に説明はしなくてもいいが、
練習中の姿勢やプレーで表現してほしいと思っています。


参加できる人数が多ければ、その分、そのプレーや姿勢が
チームに浸透し、みんなの意識が高まりやすいはずです。


僕は「練習を休む」ということは、
それなりの収穫を期待できる時がいいと考えています。

例えば、年に20大会出場するという目標があったとしても、
出場だけなら可能だが、本当に勝てるのか?が疑問になります。


なので、無理にローカル大会に出場し続けるより、
ある程度の下積みのため、練習だけに集中したほうがいい時もあります。


その過程で、「試してみたい」という気持ちが高まった時、
大会に出場するほうが「明確な目的」を持ってプレーできるはずです。


きっと、練習を休んで外部練習に参加する人の中に
「目的」を持たずに「ただ試合をする」「ただ環境を変える」だけの人もいます。


また、本人が「目的」を持ってたとしても、
・明確な目的が無い練習会
・目的が合っていない練習会
にはあまり意味がないと考えています。


正直言うと、現状のアカデミー、アカデミー育成も
「目的」を実行する意志が強くないと感じています。

なので、「目的が明確でない練習会」には
参加を薦めていません。


ただし、勘違いをしてほしくないのは
僕の了解がなければ、ダメだと言う訳ではありません。


「練習を休む」という時間を無駄にせず、
得るモノがある時間にするためには、経験が必要になります。


なので、何もわからない初めての時には、
何でも行ってみるしかないのです。


多少の失敗して、時間を無駄にするかもしれませんが
その経験も必要だと考えています。


これはジュニアもそうですが、
保護者も同じだと考えています。


ジュニアは「明確な目的」を持つこと、
保護者は「情報」を集めることです。


無駄な時間を少しでも減らすに 情報を集めることも
保護者の仕事でもあるのです。


もう一度、僕が伝えたいことをまとめます。

【外部練習会には「目的」を持って参加すること】
「目的」が曖昧な場合は、中途半端に参加せず、 練習に集中したほうがいい。

・・・ということです。


追伸


土日の練習で忘れ物がたくさんありました。


ツイッターで写真を載せたので、
自分のモノだと気付いた人は連絡して下さい。
2014年1月27日12:00 | ■ 佐藤コーチ

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