【丸谷】なんだか自分も強くなっている安心感だけで、結局やらない奴はやらない。

何回もチョッピングカートに出し入れして、遂にステッカーファイドを買った、ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷_顔写真 サラリーマンの世界において、長年の常識であった
年功序列と終身雇用はもう過去の産物になろうとしています。 

この年功序列と終身雇用を固定相場制に例えるならば、やればやるほど、結果を出せば出すほど
報酬が増える雇用形態を変動相場制と例えることができます。 

日本の企業社会は今後3年で、ますます変動相場制へ近づいていき
おそらく10年後には、「正社員」という言葉すらなくなるのではないか、という予想が
各メディアでちらほや取り上げられています。 

サラリーマンの入社年次による年功序列型の給料形態が
「変動相場制」になり悪くいえば、やってもやらなくても報酬は同じ。 

そういった「年収固定相場制」の時代は確実に終わりに近づいていて
誰もが大企業に入り「その枠の中で」安心している時代ではなく
その枠の中で「どう動くのか?」ということにより
成功への明暗が分かれてきる時代が今の時代とも言えます。
 

先日、あるクラブのコーチ達と話しを聞かせてもらう場面がありました。
このサラリーマンの年収の話しと同じような現象がクラブチームでも起きているようです。 

いくら選手が育つ仕組みやシステムまた優秀なコーチングスタッフやライバルがいても
結局「強いクラブに所属しているだけ」ののほほ~んとしているジュニアは全体の8割いて
「本当に自らやろうとしているのはわずか2割」という話しになりました。 

強い、と言われる人たちと一緒にいたり…
強い、と言われるクラブやチームに所属することで…
なんだか自分も強くなっている安心感が得られる。 

周りと同じように年功序列であがっていけば
自然と立場も上がってくるし、なんとなく練習を続けていれば
自分もいつかは結果が出るだろう…そんな風に思っているジュニアも多いのではないでしょうか? 

たまには、そんなジュニアに危機感を煽るのもいいかと思ったのが、今回のブログ。
結局、自分次第。いくら勢いのあるチームにいても…
戦績のある仲間と一緒に練習していても…
出来るスタッフといても…
やり手の会社に属していても…
自分が「やる」と覚悟をしなければ一緒。
やる奴は、やりきる。 テニスも勉強も同じ。 やらない奴は、いつまでもやらない。
どうでしょう?
周りにそんな人はいませんか? 

サラリーマンの世界ですら年功序列と終身雇用が薄まりつつある現代において
ジュニアテニスにおいては「強豪チームに所属していれば勝てる」
時代ではなく、個人の能力が試される群雄割拠の時代になっているのです。 

みこと
2013年8月28日08:15 | 丸谷コーチ

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