【合宿】大人の勝手な思い込みと説明不足によるこどもの反応とは?
2013年8月27日
ユニークスタイルの佐藤です。
ユニークジュニア夏の合宿
少し遅くなりましたが、合宿を終えて、ぼくなりの総括をしたいと思います。
今回のちびっこ合宿では2つの目標を掲げました。
1.初めての経験をする。 僕は普段の練習でも、ある言葉を無視しています。
「できない」「無理」など、初めから諦めた言葉です。
子供達が「できない」「無理」と発言するのは
【大人の勝手な思い込みと説明不足】が原因だと考えています。
「この子には出来ないだろう…」
「この子には説明してもわからないだろう・・・」
と、勝手に思い込んでしまい、大人が先回りしてしまう。
なので、「できない」「無理」などと言えば、
『大人が何とかしてくれる』と思っている子供が多い。
もちろん初めての経験には
予測不能なことがあり、また危険あり「不安」が伴います。
ですが、少しずつ経験することで
危険を察知する能力を身に付け「不安」が解消できます。
なので、大人が手助けすれば簡単にできることでも
子供達だけで時間がかかっても経験させることを重視しました。
その分、説明にも時間をかけました。それでも失敗をするし、何をしたらいいのか分からない子はいます。
ですが、誰でも初めての経験をする時期が来ます。それが遅ければ遅いほど、「不安」を持ち続けるでしょう。
僕の経験上、「不安」を持ち続けた子は自信を持つことがなかなかできません。
この「初めての経験」を少しでも多くチャレンジすることが
今回の合宿に参加したジュニアに僕が望んだことです。
2.いつもより少し頑張る。
ここで言う「頑張る」という意味は
「ガマンする」ということです。
普段の練習では「頑張る」より「楽しむ」を優先し、
テニスコートにいる時間が楽しいと感じてほしいと考えています。
ですが、それだけでは上達ができません。
なので、こうした機会に「頑張る」ことで
変化する自分を経験してもうらおうと考えました。
その課題の「ガマンする」とは「意識し続ける」ことです。
今回の合宿では
3つの基本練習とサービス練習を行いました。
その一つ一つを説明し、目的を持ち、
長い時間、同じ練習を取組みました。
1つの練習に対して
3つぐらい意識する課題を与えました。
●ボールドロップ 課題その1
フォアハンド:左手でシャフトを持つ。右ひじを体から離す。
バックハンド:最後まで両手で振り切る。両肘を体から話す。
課題その2
方向・高さ・深さをコントロールする。
●コーンドリル
課題その1
フットワーク:スプリットステップとサイドステップを使う。
課題その2
バックハンド:左だけで打ち、左腕を使う。
●切り返し
課題その1
フットワーク:ステップアウト
課題その2
フットワーク:フォアサイドのオープンスタンス
●サービス
課題その1
コンチネンタルグリップ
課題その2
テイクバック:左手でシャフトを支える
課題その3
トス:腕を曲げ伸ばししない。(関節を使わない。)
こうした練習を普段の練習で行ってもあまり効率のいい練習は出来ないと思います。
合宿という特別な雰囲気の中だから
子供達は頑張れたのだと思います。
ですが、こうして頑張った経験を持つジュニアがいることで
普段の練習でも出来るようになります。
そうなることで合宿に参加しなかったジュニアにも伝わり、
普段の練習がより良いモノになると考えています。 こうした相乗効果も期待して
合宿に参加したジュニアにはこれからも頑張ってほしいです。
追伸その1
この合宿でみんなが練習を集中してでいたのは
サポートしてくれたダニエルコーチとアカデミーのみんなのおかげです。
一人はフィールドアスレチックで遊んでばかりでしたが、
本当にみんなが居てくれたおかげで、いい練習が出来ました。ダニエル、アカデミーのみんなありがとう!!
追伸その2
忘れ物がなく一安心していましたが、
他人の物を持って帰ってしまうという【落とし穴】がありました。
さすがに小学生がXLサイズのハーフパンツを持って帰るとは僕たちも想像していませんでした。
こうした想像を超える出来事も初めての経験をしなければわかりません。
僕たちにとっても、良い経験になりました。ありがとうございました。
高田オープンジュニア大会要項
http://takada60.blogspot.jp/ 9月23日ちびっこむけ(チャレンジャー以上)闘魂も募集開始しました。
ユニークジュニア夏の合宿
少し遅くなりましたが、合宿を終えて、ぼくなりの総括をしたいと思います。
今回のちびっこ合宿では2つの目標を掲げました。
1.初めての経験をする。 僕は普段の練習でも、ある言葉を無視しています。
「できない」「無理」など、初めから諦めた言葉です。
子供達が「できない」「無理」と発言するのは
【大人の勝手な思い込みと説明不足】が原因だと考えています。
「この子には出来ないだろう…」
「この子には説明してもわからないだろう・・・」
と、勝手に思い込んでしまい、大人が先回りしてしまう。
なので、「できない」「無理」などと言えば、
『大人が何とかしてくれる』と思っている子供が多い。
もちろん初めての経験には
予測不能なことがあり、また危険あり「不安」が伴います。
ですが、少しずつ経験することで
危険を察知する能力を身に付け「不安」が解消できます。
なので、大人が手助けすれば簡単にできることでも
子供達だけで時間がかかっても経験させることを重視しました。
その分、説明にも時間をかけました。それでも失敗をするし、何をしたらいいのか分からない子はいます。
ですが、誰でも初めての経験をする時期が来ます。それが遅ければ遅いほど、「不安」を持ち続けるでしょう。
僕の経験上、「不安」を持ち続けた子は自信を持つことがなかなかできません。
この「初めての経験」を少しでも多くチャレンジすることが
今回の合宿に参加したジュニアに僕が望んだことです。
2.いつもより少し頑張る。
ここで言う「頑張る」という意味は
「ガマンする」ということです。
普段の練習では「頑張る」より「楽しむ」を優先し、
テニスコートにいる時間が楽しいと感じてほしいと考えています。
ですが、それだけでは上達ができません。
なので、こうした機会に「頑張る」ことで
変化する自分を経験してもうらおうと考えました。
その課題の「ガマンする」とは「意識し続ける」ことです。
今回の合宿では
3つの基本練習とサービス練習を行いました。
その一つ一つを説明し、目的を持ち、
長い時間、同じ練習を取組みました。
1つの練習に対して
3つぐらい意識する課題を与えました。
●ボールドロップ 課題その1
フォアハンド:左手でシャフトを持つ。右ひじを体から離す。
バックハンド:最後まで両手で振り切る。両肘を体から話す。
課題その2
方向・高さ・深さをコントロールする。
●コーンドリル
課題その1
フットワーク:スプリットステップとサイドステップを使う。
課題その2
バックハンド:左だけで打ち、左腕を使う。
●切り返し
課題その1
フットワーク:ステップアウト
課題その2
フットワーク:フォアサイドのオープンスタンス
●サービス
課題その1
コンチネンタルグリップ
課題その2
テイクバック:左手でシャフトを支える
課題その3
トス:腕を曲げ伸ばししない。(関節を使わない。)
こうした練習を普段の練習で行ってもあまり効率のいい練習は出来ないと思います。
合宿という特別な雰囲気の中だから
子供達は頑張れたのだと思います。
ですが、こうして頑張った経験を持つジュニアがいることで
普段の練習でも出来るようになります。
そうなることで合宿に参加しなかったジュニアにも伝わり、
普段の練習がより良いモノになると考えています。 こうした相乗効果も期待して
合宿に参加したジュニアにはこれからも頑張ってほしいです。
追伸その1
この合宿でみんなが練習を集中してでいたのは
サポートしてくれたダニエルコーチとアカデミーのみんなのおかげです。
一人はフィールドアスレチックで遊んでばかりでしたが、
本当にみんなが居てくれたおかげで、いい練習が出来ました。ダニエル、アカデミーのみんなありがとう!!
追伸その2
忘れ物がなく一安心していましたが、
他人の物を持って帰ってしまうという【落とし穴】がありました。
さすがに小学生がXLサイズのハーフパンツを持って帰るとは僕たちも想像していませんでした。
こうした想像を超える出来事も初めての経験をしなければわかりません。
僕たちにとっても、良い経験になりました。ありがとうございました。
高田オープンジュニア大会要項
http://takada60.blogspot.jp/ 9月23日ちびっこむけ(チャレンジャー以上)闘魂も募集開始しました。
2013年8月27日08:05 | 合宿・遠征