●ジュニアテニス、強くなる子供とその親のセンス
2012年6月6日
京都駅で買う551の豚まんが大好き。そして551アイスキャンデーの「フルーツ味」も大好き。
ユニークスタイルの丸谷です。
すごろく。
テニスの上達を「すごろく」のように例えると面白い。
2マス進んだり、1回休憩したり。
もしこのブログを見ているお子さんのゴールが「すごろく」のゴールに置き換えると
今はどのあたりなのか?
大きく進む時もあれば、1回飛ばされたり。
そうやって少しづつ「自分」というコマがゴールに向かって進んでいく。
そんな「すごろく」という遊びの面白さを考えた時に
最も重要なアイテムは何か? 勘のいい人なら、ピント来たはず。
そう、重要なのは「コマ」ではなく、進行を決める「サイコロ」
サイコロの出目を自由に操る事が出来れば
コマは自由自在に動き回る事ができます。
しかしジュニアテニスにおいては別の問題もあります。
それは「サイコロを振っている人は自分の意志で振っているのか?」
ということも見逃せません。
サイコロを振りたくないのに、振らされている。
こんな状況であっては、本末転倒です。
自らの意志でサイコロを振って、自らが進んでいく。
当たり前かもしれませんが「すごろく」とはそんな遊びなのです。
・・
・
先日、ある選手が関西小学生が終わったあとマッチレポートにこんな事を書いていました。
「プレッシャーレベル」の欄に
と書いていました。
あまりの「真理」に
「お前は、ブッタか!」
「お前は、孔子か!」
「お前は、マホトマ・ガンジーか!」
と3連続で突っ込みそうになりましたが
この選手はセルフコントロールがすごく巧い子だな、と思いました。
「すごろく」で例えると、自分がコマであることを認識し、自分が進路を決め、
自分をコントロールしながらサイコロを振っているのだと思います。 こういった選手は強くなります。
まだ未開発な部分が多く、癖が強いので時間はかかるでしょうが、ゴールを設置し、
「やる」という、スイッチが入れば得たい結果を自分のものに出来る選手だと思います。
こんな話しをすると多くの方が次のように思うかもしれません。
「●●ちゃん凄い、でもうちの子は・・」
このお話は、そんな「比べて云々」の話ではなく、小さな気づきから我が子の「気づかなかった才能」
を見つけてあげる事が大切であるということです。
過小評価も、過大評価もせず、小さな子供の変化に
気付いて目を向けることが大切だというお話です。
足りないところ、悪い所、未熟なところにばかり目がいく状態であるときは
なかなかうまくいきません。それはテニスだけの話ではなく、育児もビジネスも人間関係も同じです。
その感情が動く時に、どの部分を見れるか?
ネガティブな側面? それともポジティブな側面?
どこに視点を向ける事ができるのかも
親の「育成能力」のセンスでもあります。
それでは東京に行ってきます!
↓U13シングルス 残り【3枠】です
ユニークスタイルの丸谷です。
すごろく。
テニスの上達を「すごろく」のように例えると面白い。
2マス進んだり、1回休憩したり。
もしこのブログを見ているお子さんのゴールが「すごろく」のゴールに置き換えると
今はどのあたりなのか?
大きく進む時もあれば、1回飛ばされたり。
そうやって少しづつ「自分」というコマがゴールに向かって進んでいく。
そんな「すごろく」という遊びの面白さを考えた時に
最も重要なアイテムは何か? 勘のいい人なら、ピント来たはず。
そう、重要なのは「コマ」ではなく、進行を決める「サイコロ」
サイコロの出目を自由に操る事が出来れば
コマは自由自在に動き回る事ができます。
しかしジュニアテニスにおいては別の問題もあります。
それは「サイコロを振っている人は自分の意志で振っているのか?」
ということも見逃せません。
サイコロを振りたくないのに、振らされている。
こんな状況であっては、本末転倒です。
自らの意志でサイコロを振って、自らが進んでいく。
当たり前かもしれませんが「すごろく」とはそんな遊びなのです。
・・
・
先日、ある選手が関西小学生が終わったあとマッチレポートにこんな事を書いていました。
「プレッシャーレベル」の欄に
プレッシャーがかかったところで勝てるわけではないから
プレッシャーはなかった。
と書いていました。
あまりの「真理」に
「お前は、ブッタか!」
「お前は、孔子か!」
「お前は、マホトマ・ガンジーか!」
と3連続で突っ込みそうになりましたが
この選手はセルフコントロールがすごく巧い子だな、と思いました。
「すごろく」で例えると、自分がコマであることを認識し、自分が進路を決め、
自分をコントロールしながらサイコロを振っているのだと思います。 こういった選手は強くなります。
まだ未開発な部分が多く、癖が強いので時間はかかるでしょうが、ゴールを設置し、
「やる」という、スイッチが入れば得たい結果を自分のものに出来る選手だと思います。
こんな話しをすると多くの方が次のように思うかもしれません。
「●●ちゃん凄い、でもうちの子は・・」
このお話は、そんな「比べて云々」の話ではなく、小さな気づきから我が子の「気づかなかった才能」
を見つけてあげる事が大切であるということです。
過小評価も、過大評価もせず、小さな子供の変化に
気付いて目を向けることが大切だというお話です。
足りないところ、悪い所、未熟なところにばかり目がいく状態であるときは
なかなかうまくいきません。それはテニスだけの話ではなく、育児もビジネスも人間関係も同じです。
うまくいく時の気持ちの状態は、フラットなのです。
試合の終わった後には感情が動きます。その感情が動く時に、どの部分を見れるか?
ネガティブな側面? それともポジティブな側面?
どこに視点を向ける事ができるのかも
親の「育成能力」のセンスでもあります。
それでは東京に行ってきます!
↓U13シングルス 残り【3枠】です
2012年6月6日09:39 | 選手育成日記