【佐藤】「気分」で練習しない。

from 佐藤


子どもは基本的に気分屋です。
なので大人のサポートが大切です。


そんな大人が気を付けることが
こちら⇒【佐藤】たまにはちゃんと言います。


ただし、その「気分」をコントロールすることが
とても大切です。


要するに、感情をコントロールすることです。


上手くいかなくて落ち込んだり
自分の思い通りいかなくてイライラしたり
兄弟ケンカしたり
コーチに怒られて凹んだり
何となくやる気になれなかったり


僕はそんな時は休めばいいと思っています。


子どもが感情をコントロールすることは
とても難しいことなので


それが収まってから
練習を再開すればいいと思っています。


ただし、本当に強くなりたかったら
感情のコントロールが出来るようになる必要があります。


先日、雨が降ってきたので
室内でやるか、小雨の中で練習するか微妙な日がありました。


そんな時、練習を休むジュニアや
普段なら30分前に来るジュニアも10分前になったり


その日の気分的なことで
行動が変わってしまうことがあります。


こうした行動が弱さの原因になったりします。


だから、強化クラス以上には
ウォーミングアップとトレーニングすることなどを
練習前の行動をルール化しています。


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また、ミスを減らすことを意識して練習した時
ミスが続いて凹んでいるジュニアがいました。


これも感情のコントロールが乱れています。


でも、良いプレーをする時もあります。


ということは、スキルの問題ではなく
それに挑む気持ちの問題になります。


それが乱れている時のジュニアの多くは
覇気がありません。


【覇気】
 物事に積極的に取り組もうとする意気込み
人に勝ってのし上がろうとする野望。野心。


マンガ「ワンピース」の中でも「覇気」って出てきますが
この意味が強いのだと思います。


練習しているジュニアを観ると
「目標を達成しようとする気持ち」より
失敗して落ち込むのがとても早いです。


その場合、うなだれる、ラケットをたたく
モノにあたる、文句を言う、構えが悪くなるなど


感情のコントロールが乱れてきた時にする
集中力に欠けた行動が多くなります。


その時、もっとも多いのが
「声が出ない」ってやつです。


試合に集中している時、ポイントに集中している時、
「覇気」がある時は声が出たり、ガッツポーズもします。


誰でも出来ることだけど
誰でもコントロールできることではないです。


それをコントロールできるように
練習することが強くなると考えています。


だから、「声を出すことが大切だ」と伝えています。


練習は誰でも一生懸命やります。


なぜなら、テニスがそこそこ好きで
スキルアップするのが楽しいから・・・


でも、試合に勝つためには
ある程度の「忍耐力」が必要なのを知ってるはず


練習で本当に大切なのは
その忍耐力を向上させることです。


だから、「声を出すことが大切だ」と伝えています。


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毎日テニスコートに来て、ボールをたくさん打てば
誰でもスキルアップします。


でも、強くなるためには
感情のコントロールが必要になります。


その練習の一つが「声を出す」です。


なので、、、


声を出すことが当たり前になって来た時、


あいさつが当たり前になったり
返事や受け応えができるようになったり
自分から質問ができるようになったり
自分の意見を相手に伝えられるようになったり


するようになるはずです。


なので、まずは練習中に声を出しましょう!!

2024年7月12日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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