【下】アカデミー生は、ユニークに強くなるために来たという原点。
2015年3月10日
ユニークスタイルの下です。
県ジュニアが近づいてきています。
といっても「たかが県大会」です。
言い方は悪いですし、なめてると思われるかも
しれませんが、そういう意味ではありません。
全日本ジュニアを目指していると関西ジュニアに出る ことは当たり前ですし、そこでシードがつくことが 全日本ジュニアへの近道になります。
そんなことは今、分かったことではありません。
半年も1年も前から分かっていたことです。
この春の県ジュニアが重要であるということは
前から分かっていたことなはずです。
しかし、試合が近づいてくるにつれて「不安」や
「あせり」が出てきている選手もいるように思います。
重要な試合の3ヶ月前は、不安やあせりがあっても
よい時期です。それは、修正する時間があり、
3ヶ月前から試合モードになってきているからです。
試合の1週間2週間前に、あせっても仕方ありません。 技術的な成長や変化を求める時期は過ぎました。
今は調整期間であり、当日にどうすれば最高なパフォーマンス が出来るかを考え、実行していく時期です。
今の時期に、焦りや不安が出てきている選手は、 頭の中が「結果」しかないのだと思います。
結果ばかり考えてテニスをしても楽しくないですし、
そういった時はたいがい望んでいる結果が出ないものです。
本来は、テニスは楽しいものだし、好きでやっている。
だから、試合も楽しもう。
結果ばかりに目がいっている人は、県大会を大きく
見るのではなく、小さく見てみるのもよいと思います。
全日本ジュニアを目指してやってきた選手もいると思います。
それの第一歩が県ジュニアです。関西ジュニアは、県ジュニア
以上にプレッシャーがかかるでしょう。
県ジュニアなど突破して当たり前です。 それだけの練習はしてきました。
試合前にナーバスになるのは、よく分かります。
しかし、冷静に考えてみて下さい。
たかが県ジュニアです。他のスポーツとは違い
市や町の大会をクリアーしなくても、いきなり
テニスは県大会です。
一番グレードの低い試合です。頑張れば勝てる
相手ばかりです。絶対に勝てない相手はいません。
結果は考えてもわかりません。考えてしまうと、自分の
精神状態をかえって悪化させることがあります。
県ジュニアまでに、ゲーム練習もします。その中で、自分が
思っていない相手に負けることもあるでしょう。
だからといって、本番で結果がでないというわけでは
ありません。
この時期は、自分の最大限のパフォーマンスを当日に することだけに集中するべきです。
試合までの調整が上手くいった選手が、県ジュニアで 結果を残す選手です。
結果に拘るのではなく、自分のテニスに拘って下さい。