【梅澤】強化合宿明けの子供たちの様子。

梅澤康雄ユニークスタイルの梅澤です。

強化合宿が終わり、参加してくれた子たちの
様子を見ていると、変化が感じられるように
なりました。

それは、「次の目標に向けてスタートを切って いる」ことです。

エントリー強化クラスは、U1大会を目標に
向けて頑張っています。

アカデミー、チャレ選抜、チャレ強化は秋の
県ジュニアやU1大会を目標に向けて頑張って
います。

エントリー強化やチャレ強化の子たちは、上の 年齢やレベルの子たちと生活を共にすることで 刺激をもらえたことが大きいように見えます。
その刺激のきっかけを与えてくれたのが、赤松 コーチの初日の勉強会でした。
その勉強会では、「強化」と「強化クラス」に
ついて話してくださいました。

この話しをイメージさせてくれるのがアカデミー、
チャレ選抜クラスの子たちで、エントリー強化や
チャレ強化のみんなには、分かりやすかったです。

合宿後の練習では、自分達から積極的に練習の 準備をする姿に驚きました。
アカデミー、チャレ選抜の子たちは、合宿期間 中の入替え戦と練習試合が良い刺激になったと 思います。
特に入れ替え戦では、「勝てば上とできる!」や
「下には絶対負けられない!」という両方の気持ちを
持ってプレーしている姿が印象的でした。

初日の勉強会を担当させていただいたのですが、
合宿の要綱の中にもある、勝負観というものに
今回フォーカスして、子供たちに伝えました。

技術的な上手いだけでなく、いろんな戦術を知って いる、精神面の強さだけでは簡単に勝てません。
そこに、重要なポイントやゲームの取り方を理解 している賢さが必要であることを、資料を使い、 説明しました
みんな学んだことをオンコートの練習や練習試合の
中で、教わったことをやろうとしていました。

上手くいくときもあれば、上手くいかないときも
ある。

自分のやりたいプレーと、勝ちたいプレーが違って
いるときもある。

自分が相手に対して得意・不得意があれば、相手が
自分に対して作戦を練ってくる。

たくさんの思い通りに行かない場面を経験する中で、 なんとか状況を打破しよう、流れを引き寄せようと する行動を多々見ることができました。
・ポイント間の合間に気持ちをリセットして前向きな 行動を取ろうとしていた。
・試合の先にある勝利より、今の自分にできることを 探し、そのプレーに集中していた。
・打ち合い中に、一定の球ばかり打つのではなく、高い 球や回転の掛かっている球を打ち、相手のリズムを狂 わそうとした。
・2バウンド付きそうな球も必死で走って、ポイントへの 執着心を相手に見せて、気持ちでプレッシャーをかけて いた。
こういった、目の前の試合や相手に対して、以前より 本気になれるようになったことで、子供たち一人ひとり、 勝負観が磨かれていったと思います。
合宿から帰ってきた通常練習の中でも、練習への姿勢や
取り組みがよくなったと感じています。

簡単な練習でも、気持ちの持ち方で練習濃度が上がって いますし、しんどい練習でも前より笑いながら、また自然と 周囲が励まし合いながら、頑張れるようになってきました。
子供たちの姿を見ていると、秋に向けてスタートが切れた
ように思えます。

今回の強化合宿に参加してくれたアカデミー、チャレンジャー
選抜、チャレンジャー強化、エントリー強化の子供たちは、
今、本当に良い目でテニスに取り組んでいるなと感じます。

子供たち一人ひとりの目標に対する行動や過ごし方が、また
一つ大きく成長させてくれるんだろうなと思うと、僕自身も
とても楽しみです。

秋まで時間があるようでありません。二日目の夜に佐藤コーチ
から話してくれた、「継続は力なり」を大切に日々のテニスに
打ち込んで欲しいと思います。

 
 
 
00:10 | ■ 梅沢コーチ | タグ:

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