■20秒間で勇気を持つ
2013年6月2日
今日は僕が執筆している
「お父さんのためのテニス教室」のメルマガをご紹介します。
●お父さんのためのテニス教室メルマガ
●2012年11月7日号
全日本テニス選手権が
東京の有明で行われています。
注目はジュニア選手たちです。
男子では、内田海智・河内一真など
女子では、加藤未唯・尾崎里紗・二宮真琴・日比野菜緒など
多くのジュニア選手がプロ選手たちと対等に戦っています。
では、どうして経験の浅いジュニア選手たちが
大人に混ざって、日本一を懸けて戦えるのでしょうか?
そのヒントが「20秒間の勇気」です。 そこで少しテニスとは離れて、
大人と子供の違いを考えてみましょう。
「身体」「知識」「経験」など
ほかにもたくさん違いを挙げられるでしょう。
その中で今回は「経験」の違いについて
少しだけ考えてみたいと思います。
「経験」とは何か?
いろいろなことにチャレンジして、
成功体験や失敗体験を積み重ねることを「経験」といいます。
その中で私が思う大人と子供の違いは
「20秒間の勇気」を出した「経験の差」だと考えています。
例えば、、、
・好きな人に自分の気持ちを伝える時
・上司や仲間に自分の意見を相手にぶつける時
・自分の覚悟を相手に伝える時
など、大人になるにつれて対人関係の「経験」が増える。
または、、、
・災害や事故などで、絶体絶命の状況になったことがある。
・進学や仕事などで、究極の選択をしたことがある。
・車や家などの高額購入で、迷いに迷ったことがある。
など、自分でその場の状況を判断し、決断しなければならない「経験」がある。
ようするに「20秒間の勇気」を出して、
「自分で決断し、行動に移し、結果を受け止めた経験の差」です。
「はじめの一言」や「はじめの決断」があることで
「はじめの一歩」を踏み出すことができます。
この「はじめの一歩」を踏み出すために
「20秒間の勇気」が必要になるのです。
「20秒間の勇気」とは、「決断」と「行動」
そして、その結果を受け止める「覚悟」があることです。
この「20秒間の勇気」を出した「経験」が
今の現状なのではないでしょうか?
ところで、、、
「なぜ20秒間なんだ?」と疑問を持たれたと思います。
これは強引にテニスのルールに当てはめてみました。
ここからテニスの話に戻ります。
テニスのゲーム中で、ポイントの間に与えられている時間は20秒間です。
前のポイントが終了してから、この20秒の間に次の準備をしなくてはいけません。
1試合(1セットマッチ)で最低でも24ポイントは行われます。
競れば100ポイント以上を取り合い、3セットマッチではその3倍の計算になります。
全日本テニス選手権に出場しているジュニアたちは、
県、全国、世界などの大会を通じて、ポイント間の20秒の使い方を熟知しているのです。 この経験の積み重ねが上手いジュニアたちが
この全日本テニス選手権の舞台に立てているのだと思います。
ポイントは4つあります。
【 反 省 】
反省をすることで自分のプレーが丁寧になります。
【状況の把握】
リードしているのか?リードされているのか?
【次への決断】
積極的に攻める方がいいのか?確率の良いプレーを心掛けるべきか?
【 準 備 】
プレー前のルーティンを意識する。
多くのジュニアの試合でだんだんプレーが荒れてくるのは
この20秒間の使い方が未熟だからだと思います。
何がダメだったかわからず、次に何をすればいいのかわらないまま、
焦って次のポイントに入ってしまい、同じ結果を繰り返す。
ここでのアドバイスのポイントは
「20秒間で勇気を持つ」です。 「決断」「行動」「覚悟」をしろ!!と言うのではなく、
「20秒間で勇気を持とう」と伝えるだけです。
この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。
配信は毎週水曜日の20:30を予定しています 登録は無料で、解除はいつでも自由に行えるのでご安心ください。
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多くのジュニア選手がプロ選手たちと対等に戦っています。
では、どうして経験の浅いジュニア選手たちが
大人に混ざって、日本一を懸けて戦えるのでしょうか?
そのヒントが「20秒間の勇気」です。 そこで少しテニスとは離れて、
大人と子供の違いを考えてみましょう。
「身体」「知識」「経験」など
ほかにもたくさん違いを挙げられるでしょう。
その中で今回は「経験」の違いについて
少しだけ考えてみたいと思います。
「経験」とは何か?
いろいろなことにチャレンジして、
成功体験や失敗体験を積み重ねることを「経験」といいます。
その中で私が思う大人と子供の違いは
「20秒間の勇気」を出した「経験の差」だと考えています。
例えば、、、
・好きな人に自分の気持ちを伝える時
・上司や仲間に自分の意見を相手にぶつける時
・自分の覚悟を相手に伝える時
など、大人になるにつれて対人関係の「経験」が増える。
または、、、
・災害や事故などで、絶体絶命の状況になったことがある。
・進学や仕事などで、究極の選択をしたことがある。
・車や家などの高額購入で、迷いに迷ったことがある。
など、自分でその場の状況を判断し、決断しなければならない「経験」がある。
ようするに「20秒間の勇気」を出して、
「自分で決断し、行動に移し、結果を受け止めた経験の差」です。
「はじめの一言」や「はじめの決断」があることで
「はじめの一歩」を踏み出すことができます。
この「はじめの一歩」を踏み出すために
「20秒間の勇気」が必要になるのです。
「20秒間の勇気」とは、「決断」と「行動」
そして、その結果を受け止める「覚悟」があることです。
この「20秒間の勇気」を出した「経験」が
今の現状なのではないでしょうか?
ところで、、、
「なぜ20秒間なんだ?」と疑問を持たれたと思います。
これは強引にテニスのルールに当てはめてみました。
ここからテニスの話に戻ります。
テニスのゲーム中で、ポイントの間に与えられている時間は20秒間です。
前のポイントが終了してから、この20秒の間に次の準備をしなくてはいけません。
1試合(1セットマッチ)で最低でも24ポイントは行われます。
競れば100ポイント以上を取り合い、3セットマッチではその3倍の計算になります。
全日本テニス選手権に出場しているジュニアたちは、
県、全国、世界などの大会を通じて、ポイント間の20秒の使い方を熟知しているのです。 この経験の積み重ねが上手いジュニアたちが
この全日本テニス選手権の舞台に立てているのだと思います。
ポイントは4つあります。
【 反 省 】
反省をすることで自分のプレーが丁寧になります。
【状況の把握】
リードしているのか?リードされているのか?
【次への決断】
積極的に攻める方がいいのか?確率の良いプレーを心掛けるべきか?
【 準 備 】
プレー前のルーティンを意識する。
多くのジュニアの試合でだんだんプレーが荒れてくるのは
この20秒間の使い方が未熟だからだと思います。
何がダメだったかわからず、次に何をすればいいのかわらないまま、
焦って次のポイントに入ってしまい、同じ結果を繰り返す。
ここでのアドバイスのポイントは
「20秒間で勇気を持つ」です。 「決断」「行動」「覚悟」をしろ!!と言うのではなく、
「20秒間で勇気を持とう」と伝えるだけです。
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