【佐藤】県ジュニアでの気付き

from 佐藤


昨日、15歳以下男子
今日、13歳以下・15歳以下女子を観て


僕が感じたことを伝えます。


今日、木陰で音楽を聴きながら
テニスノートをチェックしている選手を一人観ました。


プレーは観ることが出来ませんでしたが
良い雰囲気を持っているなと感じました。


そこで、周りを見渡していると
あることに気付きました。


部活の選手、クラブの選手の違いです。


そこで、待機時間中に考えていたことを
書き込んでみようと思います。


部活の選手 ⇒ 仲間と一緒
クラブの選手 ⇒ 親と一緒


この、どっちがいいか?というより
どう違うのか?を僕なり分析してました。


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部活の選手たち


①仲間の応援に行くことが多い。

同年代、同性、グループで行動していて
きっと応援することも指導されている。


②電車移動の子が多い。

親の送り迎えの子もいると思いますが
クラブの子より確実に多い気がする。


③声が出てる子が多い。

これも監督の指導だと思います。


「団体戦で勝つため」の取組の一つで
その影響が個人戦にも影響しているのかなと思います。

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クラブの選手たち


①準備がバッチリ

クーラーボックスの中には何でも入っています。
きっと保護者のお力添えです。


②他の選手の視察をする

保護者と一緒に試合観戦をして
情報収集をしていることが多い。


③オシャレさんが多い。

部活の選手は、ウェアがお揃いだったりするので
どこの学校なのかがわかりやすい。


クラブの選手は、個人でウェアを買うので
きっと好みのカラーだったり、デザインがあるので
ウェアに個性が出やすい。

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こんなことを観察しながら
待機時間を過ごしていました。


そこで、僕が一番感じたことは、、


「一人になる時間」を作っている選手が
少ないなと感じました。


強い子に共通しているのが
「一人になる時間」だと思っています。


それが少ないなと感じるのが、、


・ウォーミングアップをしている選手が少ない
・親、仲間とずっと一緒に居る。


関西ジュニアでも、全日本ジュニアでも
あっちこっちで身体を動かしている選手を観ます。


僕の経験上、強くなってから
一人の時間を作るようになるのではなく


一人の時間を上手く作っている選手が
強くなっていると感じています。


この時間で何をしているかというと
「頭の中の整理」です。


練習でやってきたこと、コーチからのアドバイス
相手の情報、身体の状態など


色々と整理しながら
試合への戦術・戦略を準備します。


テスト前をイメージしてください。


きっと、
ポイントをまとめたノート見たり
暗記モノを思い出したり
筆記用具のチェックしたり


最後の最後まで準備をして
テストに挑んでませんか?


それと似たような感じです。


その「一人のなる時間」が少なくて
力を発揮できていない選手が多いのかもしれません。

14:34 | ■ 佐藤コーチ | タグ: ,

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