■損する試合選びの得する試合選びの見分け方とは?
2012年3月19日
テニス365ブログランキングがTOP50
をきれたユニークスタイルの丸谷です。
昨日、このようなご質問を頂きましたので、こちらでご紹介します。
「今、大阪で試合に出ているのですが、今後は奈良で出場するか
このまま大阪のほうがいいのか迷っています」
という質問でした。
詳しく状況を聞かせてもらうと、このようになります。
大阪のスクールに通っている。でも住所は奈良県。奈良県だとレベルが低いので現在は
大阪の大会に出場している。
なるほど、地方ではごく稀にこのパターンがありますね。
結論を出す前に・・ 最初にお伺いしたいのですが
確かにレベルが低いから大阪で練習をする。これは間違っていません。
しかしだからなんとなく大阪で試合に出る、というのは全く別の問題です。 多くのジュニアを持つ親御さんやジュニアが「勘違い」しがちな問題ですが
関西ジュニアに出場できないと、全国には出場出来ません。
奈良県で何度も優勝したから、大阪で拠点を移し練習をする。そして大阪から
「当たり前に」関西ジュニアに出場する。
というのであれば、話しはわかります。しかし、「奈良はレベルが低いから」といって
大阪に移っても、大阪で勝ちあがれず、関西ジュニアにいけないのであれば
本末転倒です。
今は勝てなくても、将来的な投資だから・・
と考えがちですが、「今の戦績の延長線上に、未来があります。」ここが重要なポイントです。 仮に大阪で勝ち上がれたとしても、やっとつかんだ関西への切符ですが、
都道府県予選のポイントが関西ジュニアのランキングに反映されます。
関西ジュニアに出場しているだけで、関西ジュニアではポイントが積み重なります。
この関西ジュニアがあって、はじめて全国に繋がるのです。 「いや、ITFジュニアはどうなるんだ!関西ジュニアのポイントなんか関係ないだろう?」
と考えられますが、自由にエントリー出来るITFジュニアも、
仮に、G5で「ノーランカー」が予選出場の枠を奪い合う時にはナショナルランキングが参考の一つになります。
つまり、いくら実力があっても、ランキングを最低限持っていないと
そのチャンスすら与えらないのが現状です。 長くなりましたが、整理しますね。
奈良県に住み、奈良県の大会で複数回優勝したので、大阪で練習をして、
大阪の大会に出場し、そこでも上位で関西ジュニアに出場出来る。
これはメリットがあると考えられます。
しかし多くの場合はこうではないでしょうか?
奈良県に住み、奈良県の大会でベスト4~8程度なのに、大阪に拠点を移し、大阪の大会に出場して
本戦34~64止まりで関西どころか、シード権すら取れていない状況。
もしこのような状況であれば、奈良県で試合に出場し、毎回関西に出場し、虎視眈々と
全国の機会を伺っていく、ほうがメリットが大きいと思います。
これはあくまで個人の見解ですが、多くの育成コーチは同じように考えると思います。
全てを知っているわけではありませんが、今プロになっている選手で
全国小学生大会や全日本ジュニアや選抜などに出場していない選手はいないと思います。
ということは、「将来を見据えて」という言葉も、あくまで幼少年時代から
「最低限の戦績を拾いながら」というのが条件になるでしょう。 こんなことを視野に入れながら、「より強くなれる環境」を模索してもらえればと思います。
ぜひ音付きで聞いて下さい。
「良かった」と評価して頂ける方は、終わった後に、動画内の「評価する」をお願いします。
↓いつも「いいね」のワンクリックありがとうございます!
をきれたユニークスタイルの丸谷です。
昨日、このようなご質問を頂きましたので、こちらでご紹介します。
「今、大阪で試合に出ているのですが、今後は奈良で出場するか
このまま大阪のほうがいいのか迷っています」
という質問でした。
詳しく状況を聞かせてもらうと、このようになります。
大阪のスクールに通っている。でも住所は奈良県。奈良県だとレベルが低いので現在は
大阪の大会に出場している。
なるほど、地方ではごく稀にこのパターンがありますね。
結論を出す前に・・ 最初にお伺いしたいのですが
何回奈良県で優勝しました?
確かにレベルが低いから大阪で練習をする。これは間違っていません。
しかしだからなんとなく大阪で試合に出る、というのは全く別の問題です。 多くのジュニアを持つ親御さんやジュニアが「勘違い」しがちな問題ですが
関西ジュニアに出場できないと、全国には出場出来ません。
奈良県で何度も優勝したから、大阪で拠点を移し練習をする。そして大阪から
「当たり前に」関西ジュニアに出場する。
というのであれば、話しはわかります。しかし、「奈良はレベルが低いから」といって
大阪に移っても、大阪で勝ちあがれず、関西ジュニアにいけないのであれば
本末転倒です。
今は勝てなくても、将来的な投資だから・・
と考えがちですが、「今の戦績の延長線上に、未来があります。」ここが重要なポイントです。 仮に大阪で勝ち上がれたとしても、やっとつかんだ関西への切符ですが、
かなり高い確率でシードと当たります。
どうでしょう? それに勝てますか?都道府県予選のポイントが関西ジュニアのランキングに反映されます。
関西ジュニアに出場しているだけで、関西ジュニアではポイントが積み重なります。
この関西ジュニアがあって、はじめて全国に繋がるのです。 「いや、ITFジュニアはどうなるんだ!関西ジュニアのポイントなんか関係ないだろう?」
と考えられますが、自由にエントリー出来るITFジュニアも、
仮に、G5で「ノーランカー」が予選出場の枠を奪い合う時にはナショナルランキングが参考の一つになります。
つまり、いくら実力があっても、ランキングを最低限持っていないと
そのチャンスすら与えらないのが現状です。 長くなりましたが、整理しますね。
奈良県に住み、奈良県の大会で複数回優勝したので、大阪で練習をして、
大阪の大会に出場し、そこでも上位で関西ジュニアに出場出来る。
これはメリットがあると考えられます。
しかし多くの場合はこうではないでしょうか?
奈良県に住み、奈良県の大会でベスト4~8程度なのに、大阪に拠点を移し、大阪の大会に出場して
本戦34~64止まりで関西どころか、シード権すら取れていない状況。
もしこのような状況であれば、奈良県で試合に出場し、毎回関西に出場し、虎視眈々と
全国の機会を伺っていく、ほうがメリットが大きいと思います。
これはあくまで個人の見解ですが、多くの育成コーチは同じように考えると思います。
全てを知っているわけではありませんが、今プロになっている選手で
全国小学生大会や全日本ジュニアや選抜などに出場していない選手はいないと思います。
ということは、「将来を見据えて」という言葉も、あくまで幼少年時代から
「最低限の戦績を拾いながら」というのが条件になるでしょう。 こんなことを視野に入れながら、「より強くなれる環境」を模索してもらえればと思います。
ぜひ音付きで聞いて下さい。
「良かった」と評価して頂ける方は、終わった後に、動画内の「評価する」をお願いします。
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09:12 | 丸谷コーチ |