●錦織圭が証明した頭脳テニスの強さ

無性にサムギョプサルを焼きキムチで包んで食べたい
ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷_顔写真 強化練習会の続き。
「ポジションメーキング」という言葉を聞いたことがありますか?
恐らくテニスをされている方の大半は聞いた事があると思います。
色んな意味がありますが、今日は次のような意味で解説します。
自分が居心地の良いポジションを確保し、相手に居心地の悪いポジションに追いやること。 この事について、今回の強化練習会は注目して練習を行いました。 自分がどこに立っていて、相手よりもネットに近い距離にいているのか? ベースラインよりも下がり過ぎている状況がいかに不利であるかということを意識させるために
数々のデモンストレーションを駒田コーチはされていました。
ネットからの自分の距離(ポジション)と、ネットからの相手の距離(ポジション)。
ネットから近ければ近いほど、有利であり、下がれば不利という認識を繰り返し説明されていました。
例えば以下の図をご覧下さい。
奈良県テニス協会強化練習会0330 左の図、自分がAとBに立ってボールを打つ時に、自分が打つことが可能な範囲を線で示しています。
Aよりも、Bのほうがよりワイドに狙いやすいということになります。※Bはボレーという選択をした場合です。
これをみるだけで、自分はAよりもBに立った方が有利であるということが分かります。
ではAとBの違いは何か?

単純に、ネットとの距離です。

Bのほうがネットに近く、Aのほうが遠いというだけで、これだけ攻撃できる(狙える)範囲が変わってくるのです。
この狙える範囲が狭くなれば、なるほど、プレイヤーはミスをします。
そしてテニスにとって最も致命的な
相手にショットとコースを簡単に予測されるようになります。 このようなことを考えずに、Aの場所からBの角度を狙ったり、相手を安易にBに近づけるショットを打ったり…
ポジションを支配する事でパワーがなくても十分に相手よりも優位に立てます。
錦織選手が証明してくれてますしね。
整理すると、こうなります。
いかに相手をネットから遠い位置(Aのポジション)でプレイをさせて
自分はネットよりも近い位置(Bのポジション)でプレイできるのか?
ということになります。
伊達さんが強いのは、相手が深いボールを打って、普通Aのポジションで打ってくると予想して待っていた相手に対して、
少しでもBのポジションに近付いて打つため、相手が予想していたAの範囲を超えて、Bに近い角度がついてくる。
それが相手が張っていたコースを遥かに超えて、クリーンエースになります。
ライジングのメリットですね。
ライジングという一昔前は特殊なテクニックであっても、今の時代のテニスはそれが「普通」になるくらい、速いテンポになっています。
奈良県だと、12歳以下のあの子が上手いですね。
複雑そうに見えるテニスの戦術や配球も実は非常にシンプルなものから成り立っています。 また続きをお話しします。
追伸
今日は13時~17時まで練習ですよ~
ユニークスタイル韓国料理0401 ←これが食べたいのです。
ユニークスタイル_プライベートレッスン終了
12:03 | 丸谷コーチ |

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