●親がテニスを教えて「子供がキレる」理由
2012年6月23日
30代の俺がさ~、二日連続で天下一品のこってりを食べたぜ~
俺の胃って、まだまだワイルドだろう~?
第2、4土曜日は大和高田市こどもテニス教室。
今日も朝から行ってきました。
今日で5回目となり、今回も50名近くの子供たちが来てくれて
ありがたや、ありがたや。
実は、今日はじめて「構え」をやりました。
なんの構え?
「テニスをしている時に構えるあの形」を紹介しました。
総合計10時間目にして、やっと「構え」を導入。
「おい、おい今頃かよ?最初に教えるべきだろう?」
と思われ方もしれませんが、僕は最初に「構えやグリップ」「身体の向き」など
細かいことはやりません。
なぜかって? その理由は2つあります。1つ目は
意味が全く分からないので解説しますね。
親としては最初のレッスンで、構えからグリップの握り、スイングの方法など細かい基本を
教えてほしいから、スクールに通わせます。
だから「みっちり、細かく」コーチが我が子に教えてほしいのです。
そしてスクスクと順調に上達してほしいのです。
ではそれを、子供も望んでいるかと言うと、多くの子供は「その逆」だと思います。 子供の立場に立って考えると、「理屈は良いから、一回やらせてみてよ!」
という事になります。それもそのはず、子供は「まずやってみたい」のです。
フォアハンドを「バコっ」と早く打ちたいのに、その前に
ショルダーターンがどうで…
左手がどう… あっそうそうテイクバックはね…
忘れてたけど、インパクトの形はこうなるからね…
そして最後にフィニッシュはね…
と言われても、ハッキリ言って「聞いていません。」
打つ前に、アレコレ言われれば言われるほど
その魅力が半減していきます。そしてその結果…
「形ばかりで、テニスって、つまらない。」と、こうなります。 親子でテニスをすると、よくこんな事があります。
アドバイスが多くなりすぎて、子供が白けてやる気がなくなり、ふてくされる…そしてその態度を見て
親がまた怒る…
そんな場面になるのは、「我が子が素直ではない」のではなく
単純に、指導者のやり方が上手くないのです。 どうすればいいのかというと、「自分(大人)がやりたい」と思う事の
基本的に「親が望むこと」は子供が「望まないこと」の場合が多いです。
・[親]イチから基本を習ってそれから…
→[子供]理屈はいらないから自由に打たせてよ。
・[親]まずは球だしでフォームを作って、それから… →[子供]いやいや、フォームよりも打ち合いがしたい。
というようになります。
つまり、本来順序立ててやりたい、と思っていることは実は大人側の「エゴ」の場合が多く、
子供の意志や意見を全く尊重していない、ただの大人の「空回り」である場合があるのです。
まずは「子供が望むようにまず自由にやらせる」こと。
それが子供をテニスを好きにさせる秘訣です。
「押し付けている」大人に限って「子供がテニスが好きかわからない…」
といいますが、そりゃ当然です。
子供の視点で見る事が出来ていないからです。
本質は「子供がテニスが大好きになること」
まずはこれが第一のハードルなのです。
子供自身が興味が出てきて、ゲームや試合をしていく中で
「左右に散らされた時、なんでこんなに反応が遅いんだろう?」
と思ったタイミングで、「それはね…」とそこで初めて「構え」を
教えても遅くはないと思いますし、本人が求めているものなので吸収力が違います。
「子供の欲求」に合わせて指導段階をあげていくことが、
実は最も効率的ではなかいと思っています。
・・
長くなったので、続きはまた次回に回しますね~
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俺の胃って、まだまだワイルドだろう~?
第2、4土曜日は大和高田市こどもテニス教室。
今日も朝から行ってきました。
今日で5回目となり、今回も50名近くの子供たちが来てくれて
ありがたや、ありがたや。
実は、今日はじめて「構え」をやりました。
なんの構え?
「テニスをしている時に構えるあの形」を紹介しました。
総合計10時間目にして、やっと「構え」を導入。
「おい、おい今頃かよ?最初に教えるべきだろう?」
と思われ方もしれませんが、僕は最初に「構えやグリップ」「身体の向き」など
細かいことはやりません。
なぜかって? その理由は2つあります。1つ目は
「子供が求めていないから」
意味が全く分からないので解説しますね。
親としては最初のレッスンで、構えからグリップの握り、スイングの方法など細かい基本を
教えてほしいから、スクールに通わせます。
だから「みっちり、細かく」コーチが我が子に教えてほしいのです。
そしてスクスクと順調に上達してほしいのです。
ではそれを、子供も望んでいるかと言うと、多くの子供は「その逆」だと思います。 子供の立場に立って考えると、「理屈は良いから、一回やらせてみてよ!」
という事になります。それもそのはず、子供は「まずやってみたい」のです。
フォアハンドを「バコっ」と早く打ちたいのに、その前に
ショルダーターンがどうで…
左手がどう… あっそうそうテイクバックはね…
忘れてたけど、インパクトの形はこうなるからね…
そして最後にフィニッシュはね…
と言われても、ハッキリ言って「聞いていません。」
打つ前に、アレコレ言われれば言われるほど
その魅力が半減していきます。そしてその結果…
「形ばかりで、テニスって、つまらない。」と、こうなります。 親子でテニスをすると、よくこんな事があります。
アドバイスが多くなりすぎて、子供が白けてやる気がなくなり、ふてくされる…そしてその態度を見て
親がまた怒る…
そんな場面になるのは、「我が子が素直ではない」のではなく
単純に、指導者のやり方が上手くないのです。 どうすればいいのかというと、「自分(大人)がやりたい」と思う事の
逆を行うのです。
これは実はかなり効果があります。基本的に「親が望むこと」は子供が「望まないこと」の場合が多いです。
・[親]イチから基本を習ってそれから…
→[子供]理屈はいらないから自由に打たせてよ。
・[親]まずは球だしでフォームを作って、それから… →[子供]いやいや、フォームよりも打ち合いがしたい。
というようになります。
つまり、本来順序立ててやりたい、と思っていることは実は大人側の「エゴ」の場合が多く、
子供の意志や意見を全く尊重していない、ただの大人の「空回り」である場合があるのです。
まずは「子供が望むようにまず自由にやらせる」こと。
それが子供をテニスを好きにさせる秘訣です。
「押し付けている」大人に限って「子供がテニスが好きかわからない…」
といいますが、そりゃ当然です。
子供の視点で見る事が出来ていないからです。
本質は「子供がテニスが大好きになること」
まずはこれが第一のハードルなのです。
子供自身が興味が出てきて、ゲームや試合をしていく中で
「左右に散らされた時、なんでこんなに反応が遅いんだろう?」
と思ったタイミングで、「それはね…」とそこで初めて「構え」を
教えても遅くはないと思いますし、本人が求めているものなので吸収力が違います。
「子供の欲求」に合わせて指導段階をあげていくことが、
実は最も効率的ではなかいと思っています。
・・
長くなったので、続きはまた次回に回しますね~
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