【下】経験するかしないかでは、大きな差になります。
2014年11月4日
ユニークスタイルの下です。
先日、ゲーム練習会を実施しました。
対象は、12月に実施するユニーク内大会に
出場を検討し、まだ一度も出場したことが
ない子供たちでした。
ルールは、わかりません。
サーブも入ったり、入らなかった・・・
ラリーも続いたり、続かなかったり・・・
こんな状態なのに、試合なんて出来ない
と思う方もいらっしゃると思います。
僕達からすると、「想定内」のことしか 現場では、起こっていません。
技術的なこともしかりですが、途中で遊び
出してしまう。
上手くいかずに、癇癪を起してしまう。
ルールが分からずに、助けを待っている。
進行の仕方が分からずに、指示を待っている。
しかし、子供達は楽しんでいます。
感想を聞いてみると、
「1回、勝ってん。」
「サーブ入った。」
「ラリーが続いた。」
「よくわからなかったけど、楽しめた。」
これが、大切だと思っています。
勝った、負けた経験ではなく、やってみて その中での成功体験が自信になる。
今回、参加してくれた子供たちは、ゲームを
一度体験しました。
レッスンでゲームをしようと説明し始めると
僕は(私は)知っていると言っている子供もいました。
明らかに、自信がついたような感じでした。
これを繰り返すことで、自信が深まり、テニスへの 興味も増していきます。
その結果、個性がでたり、主体性がでてくると考えています。
試合と聞くと、どんな人が出場しているのか、他の人に迷惑を
かけないかと心配事も出てくると思いますが、経験や技術は、
ほぼ横一線です。
しかし、経験を積み重ねていくのといかないでは、 今後明確な差が出てくると思います。
技術的なことではなく、自信があるかないかで 行動が変わるからです。
技術的なことが整ってから、自信がついてから試合に
出場しようと考えている方も、いらっしゃると思います。
技術は今のままで、大丈夫です。
自信は、経験しないとつかないので経験することをお勧めします。
レッスンの中でも今後は、ゲーム形式の
練習を増やしていこうと考えています。
その中で、ゲームの楽しみを見つけ、少しでも自信を
つけて、一人でも多くの子供たちがユニーク内大会に
出場してほしいと思います。