【下】Ｕ-1グランプリ ～エントリークラス編～
2015年8月28日
ユニークスタイルの下です。
今回のＵ-1グランプリを運営しながら、子供達を 見ていると「やり続けることで得た自信」「初めてからくる プレッシャーを乗り越えた自信」をとても感じました。
・今回が3度目の出場で、やっと優勝できた。（出場し続ける）
この子は、天理校で一番初めに一人でＵ-1グランプリに
出場しました。初めての大会では、負けた悔しさから 試合を投げ出しそうになりながらも最後までやり切りました。 それから1年。優勝しました。おめでとう！！！
・1ゲームも取れずにリーグ戦が終わり、トーナメントで1ゲーム取れました。（やり続ける）
今回が初めての試合でした。いつものレッスンでは、とても明るく
元気いっぱい走り回っているのに、試合が進むにつれて表情も暗くなり、
元気もなくなっていきました。しかし、最後の最後で1ゲーム取ることが 出来ました。「コーチ！1ゲーム取った。次は勝てるように頑張る！」
こんなことを言って帰って行きました。冬の大会、頑張れ！！！
・試合に出場することを拒んでいたけれど、出場して良かった。楽しかった。（プレッシャーに勝った）
試合がどんなものなのか。1回も勝てなかったらどうしよう。
そんな不安な気持ちから、朝ごはんも喉を通らない状態で
出場しました。「ガチガチに緊張したけれど、やってみると楽しめました。 また出場したいと思います。」と言ってくれました。
冬の大会でも楽しんでプレーして下さい。
・「今回の大会で結果を残して、エントリー強化に行く」と強い意志で挑みました。（目標を持つ）
エントリー強化に行くことを目標に春から取り組んできました。 その強い想いで4ヶ月間練習してきたことが伺えるほどの、
堂々とした戦いぶりでした。目標を持ち、それに向かって頑張る
素晴らしさを体験してくれたと思います。エントリー強化は、ゴールではなく
スタートです。これから益々、頑張って下さい。
この大会では、満足のいく結果がでなかった子供達もいると思います。
そんな子供達に伝えたいことがあります。
始めから上手くいく人などいません。今回結果を出した子供達も
これから先には、悔しい想いをするでしょう。
悔しい想いをした時に、何をするかが大切なのです。 悔しい想いを持ち続けられるかが、次の結果を決めます。
Ｕ-1グランプリが終わり、1週間が経とうとしています。 悔しさを忘れていませんか。あの時、次は頑張る。次は、 勝つ！！！と思った気持ちをもう一度思い出して下さい。
その自分の感情を大切にすることで、行動が変わります。 やらされるのではなく、自らが行動しましょう。
勝つことが全てではないです。エントリー強化に上がることが
重要なことでもありません。目標を持って取り組むことが、
大切なことです。
その目標が「勝ち」「クラスアップ」になっているだけです。
この大会で悔しいと感じた方は、冬の大会までその気持ちを
持ち続けて、日々頑張ってほしいと思います。
エントリークラスの大会を初めて見た時から比べると、
とてもレベルアップしています。
ラリーが、しっかり続く子供達が増えてきています。
ルールも覚えてきています。また、ボールへの執着心
も出てきています。
冬の大会では、どんなドラマが待っているのかとても
楽しみです。冬までまだあると思っていても、4ヶ月
しかありません。今から、準備している選手が結果を
出す選手かもしれません。
