【FB】実は習い事よりも大切!?低年齢でお手伝いを始めた子の4つの特徴
2016年9月15日
参照記事:https://mamanoko.jp/articles/20082より参照
1. 子どものお手伝いに関する研究
1. 子どものお手伝いに関する研究
米ミネソタ大学のMarty Rossmann教授は、
未就学児84名を
10歳、15歳、20代半ばのタイミングで追跡調査し、
家庭でのお手伝いが及ぼす影響を分析しました。
その結果、3~4歳の未就学時期に
お手伝いを開始していた子は、
10代でお手伝いを始めた子や
お手伝いを全くしない子に比べて:
① 家族や友人との関係が良好
② 成績が良い
③ キャリアでの早期成功
④ 自分のことは自分でできる
などの特徴があることがわかりました。
これは、掃除、ゴミ出し、窓拭きなど
ちょっとしたお手伝いが
その都度、達成感につながり、
人のために何かをする喜びを与えてくれるためだとか。
2.お手伝いの優先順位
上に挙げた研究をはじめ、
小さい頃からお手伝いをすることは、
子どもの成長においてとても大切であることが
これまでにわかってきています。
アメリカの発達心理学者で
”Raising Can-Do Kids(できる子を育てる)”の著者である、
Richard Rende氏は、
お手伝いは長い目で見て、
習い事よりも効果的に社会性や学力を
向上させることができると考えており、
「子どもが成功できるようにと
様々な習い事をさせているつもりが、
その一方で、確実に子どもに
人生の成功をもたらしてくれることが
立証されている家事をやらせなくなってしまった」
と子どもにお手伝いをさせる
重要性を唱えています。
子どもの勉強や習い事の時間を確保し、
それ以外の時間はせめて子どもの好きなことをやらせてあげようと思うと、
どうしても子どもにお手伝いをさせるのを
後回しにしてしまいます。
しかし、専門家がそこまで子どものお手伝いの
重要性を訴えているとなると、
忙しいからお手伝いさせないのではなく、
お手伝いの時間も習い事や勉強と
同じように扱う必要があるのかもしれません。
3.子どもにお手伝いをさせる時のポイント
子どものお手伝いをより定着させるためには
次のようなポイントがあります。
① 人のために何かをする喜びを教える
・「○○してちょうだい」ではなく、
「ママが助かる」、「助けてもらえたら嬉しい」というスタンスで。
・自分のベッドを片付ける、靴を揃えるなど、
自分のことをさせるだけでなく、
洗濯物を取り込む、ゴミを集めるなど、
家族全体のためになることに重点を置き、
それをすることが家族全員のためになることを伝える。
・人の為に、家族のためにという気持ちを養うためにも、
お手伝いとお小遣いを絶対に結びつけない。
② 家事にマイナスイメージを持たせない
・ママ自身が日頃の家事に
不満や否定的なことを言わない。
・何かの罰として
家事をさせることは避ける。
③ これならできる、やりたいと思わせる
・年齢や成長に合ったお手伝いを頼む。
・初めて頼むお手伝いは、お手本を見せる、一緒にやるなど、
子どもが戸惑わないように丁寧に教えてあげる。
・年齢が小さいうちは「おもちゃを片付けて」ではなく
「下に落ちているおもちゃをこのカゴに入れてくれる?」など
具体的な作業を伝えてあげる。
・下に散らかったおもちゃを
誰が多く集められるか、
床にマスキングテープを貼ってゴールを作り、
その中にゴミを集める掃き掃除など、
お手伝いにゲーム性を持たせる。
・「助けてくれたこと」に感謝するのではなく
「助っ人になってくれたこと」に感謝する。
139名の3~6歳児を調査した結果、
手伝うという動作を褒めるよりも、
「助っ人」「お手伝いさん」「ヒーロー」など
「助けてくれた人」として感謝することが、
子どもの自己肯定感を高めると同時に、
やる気が格段にアップしたという研究結果があります。
未就学児84名を
10歳、15歳、20代半ばのタイミングで追跡調査し、
家庭でのお手伝いが及ぼす影響を分析しました。
その結果、3~4歳の未就学時期に
お手伝いを開始していた子は、
10代でお手伝いを始めた子や
お手伝いを全くしない子に比べて:
① 家族や友人との関係が良好
② 成績が良い
③ キャリアでの早期成功
④ 自分のことは自分でできる
などの特徴があることがわかりました。
これは、掃除、ゴミ出し、窓拭きなど
ちょっとしたお手伝いが
その都度、達成感につながり、
人のために何かをする喜びを与えてくれるためだとか。
2.お手伝いの優先順位
上に挙げた研究をはじめ、
小さい頃からお手伝いをすることは、
子どもの成長においてとても大切であることが
これまでにわかってきています。
アメリカの発達心理学者で
”Raising Can-Do Kids(できる子を育てる)”の著者である、
Richard Rende氏は、
お手伝いは長い目で見て、
習い事よりも効果的に社会性や学力を
向上させることができると考えており、
「子どもが成功できるようにと
様々な習い事をさせているつもりが、
その一方で、確実に子どもに
人生の成功をもたらしてくれることが
立証されている家事をやらせなくなってしまった」
と子どもにお手伝いをさせる
重要性を唱えています。
子どもの勉強や習い事の時間を確保し、
それ以外の時間はせめて子どもの好きなことをやらせてあげようと思うと、
どうしても子どもにお手伝いをさせるのを
後回しにしてしまいます。
しかし、専門家がそこまで子どものお手伝いの
重要性を訴えているとなると、
忙しいからお手伝いさせないのではなく、
お手伝いの時間も習い事や勉強と
同じように扱う必要があるのかもしれません。
3.子どもにお手伝いをさせる時のポイント
子どものお手伝いをより定着させるためには
次のようなポイントがあります。
① 人のために何かをする喜びを教える
・「○○してちょうだい」ではなく、
「ママが助かる」、「助けてもらえたら嬉しい」というスタンスで。
・自分のベッドを片付ける、靴を揃えるなど、
自分のことをさせるだけでなく、
洗濯物を取り込む、ゴミを集めるなど、
家族全体のためになることに重点を置き、
それをすることが家族全員のためになることを伝える。
・人の為に、家族のためにという気持ちを養うためにも、
お手伝いとお小遣いを絶対に結びつけない。
② 家事にマイナスイメージを持たせない
・ママ自身が日頃の家事に
不満や否定的なことを言わない。
・何かの罰として
家事をさせることは避ける。
③ これならできる、やりたいと思わせる
・年齢や成長に合ったお手伝いを頼む。
・初めて頼むお手伝いは、お手本を見せる、一緒にやるなど、
子どもが戸惑わないように丁寧に教えてあげる。
・年齢が小さいうちは「おもちゃを片付けて」ではなく
「下に落ちているおもちゃをこのカゴに入れてくれる?」など
具体的な作業を伝えてあげる。
・下に散らかったおもちゃを
誰が多く集められるか、
床にマスキングテープを貼ってゴールを作り、
その中にゴミを集める掃き掃除など、
お手伝いにゲーム性を持たせる。
・「助けてくれたこと」に感謝するのではなく
「助っ人になってくれたこと」に感謝する。
139名の3~6歳児を調査した結果、
手伝うという動作を褒めるよりも、
「助っ人」「お手伝いさん」「ヒーロー」など
「助けてくれた人」として感謝することが、
子どもの自己肯定感を高めると同時に、
やる気が格段にアップしたという研究結果があります。