■「上手くいかない」・・・じゃあ、「スグやめる」

ユニークスタイルの佐藤です。
5月からテニスを始めた子供たちの練習に
ちょっとした工夫をしながら指導しています。
それは「スグやめる」ことです。
・疲れたら休憩する。
・飽きたら練習を変える。
・一つの事をやり遂げようとしない。
どうしてそうしようと思ったかというと、、、
昔の根性論だけで、子供をジャッジしたくないと思ったからです。
「始めたことを最後までやり遂げろ!!」
「最後までがんばれ!!」
「あきらめるな!!」
など、「何が何でも出来るまで頑張れ」発言になってしまうと
子供を1つの「枠」でくくってしまうような怖さを感じました。
・途中で辞める人はダメな人。
・いつまで経ってもデキない人はダメな人。
・課題を乗り越えた人はデキる人。
・最後までやり遂げる人はデキる人。
と結論を出してしまい、その考えにそぐわない子供を
「ダメ」と一括りにしてしまうのはナンセンスだと思いました。
「あきらめない」それも大切なことですが、
僕はそれと同じくらい「スグやめる」が必要だと考えています。
なぜなら人には「出来ること」と「出来ないこと」が
必ずあるからです。
それは一般的に「根性なし」と言われることであっても
仮に「やめてしまう」ことすらも、包めるようになれば、その行為すらも
個性と呼べるのではないだろうか?そんな風に考えています。 もちろん状況によりけりですが、
「一つの事をやり遂げることより、デキることを探す。」
という時期も必要です。
ユニークの子供たちは、それが今必要な事だと思い
「出来ることを伸ばす時期」だとおもい、取り組んでいます。
根性論だけで考えると「スグやめる」という言葉は
マイナスのイメージがあります。
しかし、「スグやめる」ことで新しいことにチャレンジできます。
もちろん失敗もありますが、その経験を次に活かせばいいのです。
そしてうまくいく兆しを見つけたら、
そこを最大限に伸ばしていく。
この繰り返しを続けることが
「あきらめない」「最後までがんばれる」ことができ
「始めたことを最後までやり遂げる」のではないでしょうか?
そんな普通とは違った視点を持つことが出来れば
自分のコーチングスキルはもっと柔軟なものになるし、子供たちを認めてあげられると思っています。
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プライベートレッスンユニークスタイル
2012年6月7日14:27 | 指導方針

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