【下】実は「結果を求めている厳しい覚悟がない」 場合がほとんど

simoFrom ユニークスタイル 下 圭太朗 

テニスに夢中になっているが、結果がでない。

・・という悩みはよく聞かれます。

なんで、大好きで一生懸命やっているのに
結果が出ないんだろう…

といって落ち込む子供をみて
僕は安易に慰めたり、励ましたりしません。

まず根底の気持ちをじっくりと見るようにします。
夢中になっているからといって
結果が出るわけではなく

自分の夢中という状態が、結果を出すための
夢中であるかを確認するべきだと考えます。

結果(試合で勝つ)を求めれば
求めるほど日々の行動が大切です。

しかし多くの場合、勝ちたいという気持ちと
日々の行動がかけ離れている場合がほとんどです。

つまり実はただ、テニスが楽しくて夢中になっているだけで その夢中は「結果を求めている厳しい覚悟がない」場合がほとんどなのです。
実は自分は求めていない。

ということにまず気づくことから始まります。

求めていなければ、当然何も手に入りません。

こういう子の特徴は周りに流される傾向があるようにも思います。
「求めているフリ、なのです。」

芯が弱いので、当然勝負どころでは簡単に気持ちの強い選手に負けてしまいます。

僕にはこんな失敗があります。

私は、常に全国にライバルがいましたので全国を基準に練習をしていました。
しかし、世界を見ていなかったので世界基準の練習はしていませんでした。

当時は口では「世界」というフレーズを口にしていたのかもしれません。
でも実際には、当時の僕は世界を求めていなかった、のです。

ユニーク内で勝ちたい人は、ユニーク内で勝てばいい。
地域の大会で勝ちたい人は、地域の大会で勝てばいい。
県大会が目標の人は、県大会。
関西や全国が目標の人は、そうすればいい。
重要なのは、ステージの話しではなく

自分が何を求めているのか?

それを知らなければ、「望むことができませんし」当然、何も手に入りません。
「テニスに夢中になっているが、結果がでない。」

よくきかれる言葉ですが、もう一度よく考えてみてもいいと思います。

本当に自分は夢中なのか?
本当に自分は結果を求めているのか?
もしくは、本当に我が子は結果を求めているのか?
また本当にテニスが好きなのか?
2013年10月11日15:47 | ■下_日記

ブックマーク


問い合わせ