【野村】興味を持ち、夢中になってほしい

From野村



エントリーやチャレンジャークラス
強化クラスで必要だと思っているのが


テニスという競技に
夢中になり、関心を持ってもらう


俗にいう「内発的動機付け」
というものです。


興味を持つことで
もっと上達したいという
欲求に繋がります。


個人的な満足度を向上させるための
行動を自ら取る様になるので


集中力を発揮しやすく
目標を達成しやすいというメリットがあります。


夢中になっている子は
この「内発的動機付け」に伴って行動するので


自分から進んで質問したり
列の先頭に並んだり
真っ先にコートで準備したり


するようになるのを
目にします。


また、逆の言葉も存在します。


「外発的動機付け」という言葉ですが
これは自らの向上心ではなく


コーチや指導者、親が、報酬や罰なので
外的要因で行動させることを言います。


もちろんこれら外的要因でも
行動するようになるので
結果は生まれるかもしれませんが


内発的動機付けが無いと
充実感が少なく、幸福感が薄れ
燃え尽き症候群になる可能性もあります。


自分で目標を設定せずに
周りの言う通りに動くと


最終的に「自分じゃなくてもいいんじゃないか?」
と自分を卑下するようになりやすいそうです。


テニスを通じて子どもを育てる1つに
この「内発的動機付け」を養うのも


育成コーチとして必要な事だと
感じています。

2024年9月26日11:15 | ■ 野村コーチ

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