【佐藤】ユニークスタイルの「経験」の積み重ね方

from 佐藤 
 

佐藤全豪オープンテニスが 
終盤に差し掛かってきました。 
 

男子シングルスではバウリンカがジョコビッチに勝ち、 
準決勝ではベルディヒに勝って、初の4大大会決勝進出です。 
 

もう一つの準決勝のナダルvsフェデラーの対決で 
フェデラーが勝てば、決勝はスイス人対決になります。 
 

今年は4強時代に変化があるかもしれません。 
(ナダル・フェデラー・ジョコビッチ・マレー) 
 

周りの選手たちも彼らと同じ舞台で戦いながら対策を練ったり、 
必要なスキルを高めることで、レベルが上がっているのではないでしょうか? 
 

錦織選手もその一人です。 
 

結果はナダルに連敗しましたが 
試合内容が変化しているのは、多くの人が感じたと思います。 
 

錦織選手が経験を積み、 
本当にトップ選手と戦える選手になっています。 
 

こうした変化は常にそのレベルで戦い、 
そのレベルの経験が積み重ねられているからでしょう。 
 

この経験が普段からの練習で 
高い意識で取組めるようになるキッカケになります。 
 

ユニークスタイルでも「経験」することを大切にしています。 
 
試合、ユニーク内大会、月例練習会、合宿、アカデミークリニックetc 
 
アカデミー生の中には外部合宿に参加したり、 
海外遠征に参加したジュニアもいます。 
 
ちょうど、今日ぐらいに 
アメリカ遠征から帰ってくるジュニアもいます。 
 

彼がどんな刺激を受けてきたのか楽しみです。 
 

こうした「経験」はすぐ成果が出るわけでなく、 
その繰り返しの過程で、何かのキッカケで大きな変化を生み出します。 
 
僕は選手として全国大会に出場したこともなく、 
プロの試合も経験したことがありません。 
 

なので経験論を伝えることがほとんどありません。 
 

でも、何が必要なのかを伝えることはできます。 
何故なら、情報を多く集めることを大切にしてきたからです。 
 

全国大会に出場したジュニアの引率をしながら、 
そこで勝ち上がっている選手をチェックする。 
 

スペインにある、ダニエル太郎ファミリーの家に泊めてもらい 
太朗のフューチャーズに何大会か帯同して、どんなプレーするかを観察する。 
 

テニスとは関係なく、 
野球のトレーニング指導もしたことがあります。 
 

そうしたことが僕の「経験」になっていきます。 
 

ユニークスタイルでは、そこで観て感じてきたことを伝え、 
僕の経験を共有することを大切にしています。 
 
こうした情報は常に古くなってしまうので、 
いつも新しい情報を探し求めなくてはなりません。 
 
僕が情報を集め、ユニーク生に伝え、みんなに表現してもらう。 
 
この繰り返しがユニークスタイルの「経験」の積み重ね方です。 
 
2014年1月24日14:13 | ■ 佐藤コーチ

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