【佐藤】集中できるのは15分程度だと考えています。

from 佐藤


練習メニューを考える際、気を付けているのが
15分~20分程度の練習にするようにしています。


なので、2時間の練習なら
練習メニューは4~5パターンぐらい。


後半、ゲームをするなら
練習メニューは2~3パターンぐらい。


ここで勘違いしないためにお伝えしますが
僕は「量より質」ではなく「質より量」が
必要だと考えています。


なので、練習の流れを円滑にして
2時間、動き続けられる工夫をします。


そうすることで「運動量」を確保できます。


ただし、中学生くらいからは
「量より質」を意識していかないと


高校生・大学生時に
周りとの競争に遅れをとる可能性があります。


だからといって、中学生になったら
いきなり「量より質だ!!」と取組んでも無理です。


量をこなすことで、コツを掴んだり
ある程度のスキルレベルがあることで
効率の良い練習が可能になってきます。


その「ある程度のスキルレベル」までには
量をこなすことが必要だと考えています。


重要なのは、「量」と「質」の
どっちが大切なのかではなく


どうやったら効率が良く
成果を達成できるかを考えることだと思います。


なので、アカデミー育成クラスには
フリーコースしかなく


強化クラスにも
フリーコースを勧めています。


「量」を優先しているからです。


アカデミーでは
週2、週4、フリーと選択です。


「量より質」への移行期間ですが
成果によっては「質より量」に戻ります。


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中には「質」を求めて
個人で頑張ることを選択する人もいます。


要するに「マンツーマン」です。


質を求めると
必然的に個人練習になっていきます。


そうすることで
自分だけにとって必要な練習ができます。


それも一つの選択です。


ただし、「量」を選択することの
メリットも多くあります。


忍耐強くなります。
たくさん考えさせられます。


練習量が重要ではなく
練習時間の思考や感情の変化を
多く体感することができます。


たぶん、一番辛くて、苦しい時間ですが
大人になって役に立っている人が多いです。


また、多くの仲間と
時間を共有する可能性が高くなります。


同じ時間を過ごすことで
相手を知ることができたり、仲間が多くなる。


自分と周りの人との違いを知り
相手の個性、自分の個性を感じられるようになる。


同じ練習していても差が出る理由でもあるが
習慣や思考ってことも学べます。


この15分~20分の積み重ねを
小学生~中学生の間に慣れることが

スポーツにも、勉強にも、
何かを学ぶということのサポートになると考えています。

2023年10月10日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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